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ブロックチェーン・仮想通貨ニュース週間まとめ|2019年11月10日〜16日


2019年11月10日〜16日にかけて紹介した仮想通貨・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

こちらから読む:2019年11月「ブロックチェーン・仮想通貨」ニュース一覧

BINANCE:世界中の法定通貨サポートへ

BINANCE(バイナンス)のCEOであるChangpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏は、先日シンガポールで開催された「Binance Super Meetup」イベントの中でバイナンスが世界中に存在する180種類全ての法定通貨をサポートする計画を持っていることを明らかにしました。

同氏はこれらの法定通貨を「今後6〜9ヶ月間でサポートしたい」と述べており、できる限り「Binance.com」でサポートしたいとも語っています。

NEM:カタパルト実装に向けた今後の予定を発表

ネム(NEM/XEM)の「カタパルト移行委員会」は、Catapult(カタパルト)のメインネット公開に向けた具体的な計画を明らかにし、今後のスケジュールなどを公開しました。

今回の発表では「テストネットの稼働時期」や「メインネット稼働時期」などが明らかにされています。

コインチェック:エアドロップ分のXML配布へ

Coincheck(コインチェック)は、仮想通貨ステラ(Stellar Lumens/XLM)の取り扱いを開始したことに伴い、XLMの発行元が2017年に実施したエアドロップで配布された約28,000,000XLMを対象となるユーザーに配布することを発表しました。

このXLMは2020年中には対象ユーザーの「取引アカウント・貸仮想通貨アカウント・決済アカウント」に付与する予定だと伝えられています。

Bakkt:カストディサービスの提供範囲拡大

Bakkt(バックト)は、同社が提供している仮想通貨のカストディサービス「Bakkt Warehouse」を全ての機関むけに提供することを発表しました。

同社のカストディサービスはこれまでビットコイン先物のクライアントのみに提供されていましたが、これによってより多くの機関がサービスを利用できるようになるため、仮想通貨市場全体の信頼性が向上すると期待されます。

SBI社長:XRP需要拡大に向けた計画を明かす

SBIホールディングスの北尾 吉孝(きたお よしたか)社長は今月10日に開催された「XRP Meetup Japan」にビデオ出演した際に、同社が”XRPの実需拡大”を特に重要視していることを語り、その目標を達成するための具体的な計画を明らかにしました。

同氏は国際送金の分野だけでなく「ゲーム業界での利用促進」や「地方創生・地方銀行の強化」などにもXRPを役立てていく予定であることを明かしており、「スポーツチケットの購入」なども視野に入れていると述べています。

Cardano:テストネット用のウォレット公開

カルダノプロジェクトは「インセンティブ付きテストネット」の開始に向けて着々と準備を進めています。最近では、テストネットで使用する”仮のADA”を発行するための”模擬スナップショット”が実施されましたが、先日はこの”模擬スナップショット”で取得された「ADAのテストネット用残高」を確認することができる専用ウォレットも公開されています。

以下の記事では「専用ウォレットのダウンロード方法」や「テストネット用残高の確認方法」などについて画像付きで説明しています。

著名アナリスト:イーサリアム価格に強気姿勢

イーサリアム(ETH)の大型アップデートを前にして著名なアナリストやトレーダーたちはETH価格に対して強気な姿勢を強めています。

仮想通貨アナリストである「TraderX0」氏は、先日のツイートで『ETHの大幅な下落は買いのチャンスだ』と語っています。