イーサリアム(Ethereum/ETH)はビットコイン(Bitcoin/BTC)に次ぐ”時価総額ランキング2位の仮想通貨”として知られていますが、Twitterで13万人以上のフォロワーを持つ著名投資家のIan Balina(イアン・バリナ)氏は『2020年にETHは時価総額でBTCを超える』と語っています。
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「イーサリアムの急成長」を予想:Ian Balina
Token Metricsの創設者兼CEOでありながら、仮想通貨投資家・起業家・映画制作者など幅広い顔をもち、Twitterで13万人以上のフォロワーを有する著名なインフルエンサーとしても知られているIan Balina(イアン・バリナ)氏は、2019年12月31日のツイートで『イーサリアムの時価総額は2020年にビットコインを上回る』との予想を語りました。
予測:イーサリアムは2020年に時価総額でビットコインを上回るでしょう。
これは避けられません。
BTC至上主義の方々には申し訳ありませんが、最後に勝つのはETHです。
「CoinMarketCap」のデータによると、ビットコインの時価総額は記事執筆時点で「約14兆2,530億円」であるのに対して、イーサリアムの時価総額は「約1兆5,510億円」となっているため、イアン氏の予測が正しければイーサリアムの時価総額は現在の10倍ほどにまで増加することになります。
イアン氏は「成長を続けるイーサリアムコミュニティ、絶え間ないイノベーション、分散型金融(DeFi)とステーブルコインの発展」などに基づいてイーサリアムのさらなる発展を予想しており、”ビットコインネットワークにはリーダーシップと革新が欠けている”と指摘しています。
大手企業などで技術採用が進むイーサリアム
イーサリアムは時価総額ではビットコインに劣っているものの、その技術自体は非常に多くの企業で活用されており、最近の報告では欧州サッカー連盟(UEFA)がイーサリアムブロックチェーンを用いてチケットをトークン化することを発表している他、NIKE(ナイキ)がイーサリアムブロックチェーンを用いてスニーカーをトークン化する技術の特許を取得したことなども明らかになっています。
また分散型アプリケーション(DApps)の分野でも非常に多くのアプリがイーサリアムブロックチェーン上で開発されており、IKEA・Bosch・LVMHなどといった非常に多くの大手企業もイーサリアムの技術を採用しているため、今後も長期的にイーサリアムが普及していく可能性は高いと考えられます。
イーサリアムは2018年12月頃に時価総額ランキングで一時的に3位まで下落したものの、その後は再び2位まで回復し、3位のXRPとも大きな差をつけているため、2020年のさらなる成長には期待が高まります。
2020年1月1日|イーサリアム(Ethereum/ETH)の価格
イーサリアム(Ethereum/ETH)の価格は先月18日に13,000円付近まで下落したものの、その後はやや回復して来ており、2020年1月1日時点では「1ETH=14,206円」で取引されています。
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