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決済大手Square「ビットコイン5,000万ドル相当」購入|発表後にはBTC価格も上昇

Twitter(ツイッター)のCEOであるJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏が設立した米国の大手モバイル決済企業「Square(スクエア)」は2020年10月8日に、同社が5,000万ドル(約53億円)相当のビットコイン(Bitcoin/BTC)を購入したことを発表しました。

Square「約53億円相当のBTC」を購入

Square(スクエア)は2020年10月8日のツイートで、同社が5,000万ドル(約53億円)相当のビットコインを購入したことを明らかにしました。

同社は『暗号資産は経済に力を与え、グローバルな金融システムに参加するための手段になると信じている』と述べており、そのような暗号資産の特徴は「Square」が目指す目標に沿ったものであるとコメントしています。


本日、Squareは5,000万ドル相当のビットコインを購入したことを発表しました。Squareは暗号資産が経済に力を与え、グローバルな金融システムに参加するための手段になると信じています。これは当社が目指している目標に一致します。

「優れた準備資産」として注目されるBTC

ビットコイン(BTC)を「優れた準備資産」だと評価する意見は徐々に強まってきており、最近ではビジネスインテリジェンスサービスを提供しているNASDAQ上場企業「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」がBTCを追加購入し、合計購入額が4.25億ドル(約450億円相当)に達したことなども注目を集めていました。

また、今年8月にはカナダ・オンタリオ州の都市ロンドンで3店舗を立ち上げている地中海料理店「Tahini’s Restaurants(タヒニス・レストラン)」も同社が貯蓄していた全ての法定通貨をビットコインに交換したことを発表しているため、今後もビットコインを準備資産として保有する企業は増えてくると予想されます。

SquareのCEOであるJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏はビットコインを強く支持していることで以前から知られていますが、『Squareが5,000万ドル相当のビットコインを購入した』という今回の発表は”BTC買い”の動きをさらに加速させるきっかけになる可能性があると考えられます。

Square発表で「ビットコイン価格急騰」

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は「Square」のツイートが投稿される直前までは「1BTC=112万円前後」で推移していたものの、今回の発表後には価格が急騰しており、2020年10月9日00時30分時点では「1BTC=1,157,484円」で取引されています。

BTC価格に関しては専門家や著名トレーダーなどからも『間もなく本格的な強気相場が訪れる』という予想が多数語られているため、今後の動きにも注目です。

2020年10月8日〜2020年10月9日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)