カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は2021年1月17日午前10時30分頃に、2018年5月以来の価格となる「1ADA=40円」に到達しました。順調に回復を続けているADAは時価総額ランキングでも「6位」にまで回復してきており、価格低迷が続くXRPの時価総額目前にまで迫ってきています。
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ADA価格、2018年以来となる「40円」に到達
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は昨年11月頃まで10円前後で推移していたものの、その後は順調に上昇を続けており、本日2021年1月17日午前10時30分頃には2018年5月以来の価格となる「1ADA=40円」に到達しました。
「1ADA=40円」のラインは2018年5月頃に壁となっていたラインであるため、この価格帯を突破することができればさらに大幅な価格上昇が起きる可能性があると予想されます。
また「暗号資産の時価総額ランキング」でもADAは6位にまで上昇してきており、現在のADA時価総額は訴訟問題の影響で価格低迷が続いているXRPの目前にまで迫ってきているため、近い将来にはXRPを抜いて”時価総額ランキングTOP5″にランクインする可能性もあると予想されます。
技術開発面でも順調に成長を続ける「Cardano」
主流のソフトウェア開発プラットフォーム「GitHub(ギットハブ)」における”ブロックチェーン開発活動ランキング”で常にトップを維持していカルダノは、2020年時点でも複数の重要なマイルストーンに到達しています。
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「ステーキング関連」での成長
昨年7月には大型アップデートとなる「Shelley(シェリー)」への移行を完了したことによってADA保有者が”ステーキング”に参加することができるようになりましたが、その後は「ステーキングの参加者数・ステーキングされているADA数量・アクティブステークプール数」なども順調に成長を続けているため、これらのデータは価格上昇の裏でCardanoネットワークが順調な成長を遂げていることを示していると考えられます。
カルダノのステーキングやステークプールに関する情報は、以下の「Cardano PoolTool」で確認することができます。
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「ガバナンス面の分散化」でも進展
また最近では「ガバナンス面の分散化」という点で重要な意味を持つ『Project Catalyst(プロジェクト・カタリスト)』も本格的に稼働し始めています。
「Project Catalyst」とは”カルダノブロックチェーンの価値を高めるためのプロジェクトを募集して、コミュニティ投票で実際に採用するプロジェクトを決定し、そのプロジェクトに対して資金提供を行うための仕組み”のことであり、この投票が可能になったことによってコミュニティ主導で”Cardanoプロジェクトの進む道”を決めることができるようになりました。
先日12日にはコミュニティ投票で採用された”実際に資金提供を行う11のプロジェクト”が決定したことも報告されており、これらのプロジェクトの中には「日本関連のプロジェクト」が複数含まれているため、日本のCardanoコミュニティでも今後の進展に大きな期待が寄せられています。
Cardanoプロジェクトでは2021年にも様々な新機能がリリースされる予定となっているため、今後も「Cardano財団・IOHKの新たな発表」や「Project Catalystで採用された各種プロジェクトの動向」などには注目が集まります。
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