ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2021年2月20日21時15分頃に「1BTC=600万円」のラインに到達しました。ビットコイン市場では短期的な下落が頻繁に見られているものの、相次いで報告される複数の好材料によって長期的な価格上昇が支えられています。
相次ぐ好材料が価格上昇を後押し
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2021年2月20日21時15分頃に「1BTC=600万円」のラインに到達しました。昨年末に2017年の過去最高値を突破したBTCは2021年1月にやや下落したものの、その後は『大手企業によるビットコイン投資』などといった複数の好材料に支えられ、上昇傾向が維持されています。
ここ最近では、
・カナダで2つのビットコインETFが承認
・MicroStrategyがBTCの買い増し計画を発表
・BlackRock最高投資責任者がBTC投資に言及
・The Motley Foolがビットコイン投資計画を発表
・ビル・ゲイツ氏が「現在はビットコインに中立だ」と発言
などといった複数の注目ニュースが報じられていたため、これらのニュースも価格上昇を後押ししていると考えられます。
また今月19日には『ビットコインの時価総額が1兆ドル(約105兆円)を突破したこと』が主流メディアでも広く報じられたため、これらのニュースによってビットコインへの関心がさらに高まっている可能性があるとも考えられます。
大手企業が数十億円規模でビットコインに投資するようになったことなどによって、2021年のビットコイン価格は数十万〜数百万円規模で上昇し続けているため、数年前までは『馬鹿げている』と批判する声も出ていた「1BTC=1,000万円」の価格予想が現実味を帯びてきています。
長期的に価格上昇が続くBTC市場に対しては、アナリストやトレーダーなどから『短期な下落・修正に警戒が必要である』といった意見も出ていますが、コミュニティの間では「ビットコイン価格1,000万円到達」への期待が高まってきています。