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仮想通貨ニュース週間まとめ「SHIB・WLD・ADA・XRP・SOL・BTC」などの注目記事

2024年8月4日〜10日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

Shibarium「SHIBの自動バーン」に関する続報

シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のマーケティングリーダーであるLUCIE氏は2024年8月9日に、SHIB関連のイーサリアムL2「Shibarium」で期待されていた”SHIBの自動バーン”に関する続報を共有しました。

今回の報告では、SHIBの自動バーンに関するアップデートの内容が報告されていて、このアップデートによってShibarium上の取引で徴収された手数料の70%が”SHIBの自動バーン”に当てられることなどが説明されています。

ワールドコイン関連の機能拡充続く

ワールドコイン(Worldcoin/WLD)が提供するデジタルIDである「World ID」が、食べたごはんを投稿して「UMEトークン」を獲得したりできるグルメアプリ「SARAH」で利用できるようになりました。

最近では、スマホで利用可能なワールドコインのウォレットアプリである「World App」で、仮想通貨WLDを預けるだけで年利10%の利息を報酬できるVault(ヴォールト)機能の提供も開始されています。

メタマスク「カルダノDApps」と接続可能に

NuFi Web3 Walletは2024年8月2日に、MetaMask(メタマスク)カルダノ(Cardano/ADA)との互換性を追加できるオープンソースの拡張機能「Cardano Wallet Snap」を発表しました。

今月9日には、カルダノ基盤のアルゴリズム型ステーブルコインである「Djed」で過去最大規模のアップグレードが実施されたことも報告されています。

リップル・米SECの訴訟問題で続報

仮想通貨XRPの有価証券性をめぐる米国証券取引委員会(SEC)Ripple(リップル)の裁判で、米裁判所がリップル社に対して1億2,500万ドル(183億円)の罰金支払いを命じたことが明らかになりました。

リップル社は今回の判決で罰金を命じられているものの、この罰金は米SECが求めていた20億ドル(約2,930億円)の制裁金の6.25%にしか満たないものであるため、「この命令はリップル社の勝利を意味するもの」と評価されています。

今月9日には、今年後半にローンチが予定されている米ドル連動ステーブルコインRipple USD(RLUSD)のベータテストがメインネットで開始されたことも発表されています。

世界初の「ソラナ現物ETF」承認

ブラジル証券委員会(CVM)が世界初となるソラナ(Solana/SOL)の現物ETF(上場投資信託)を承認したことを明らかにしました。

今月6日には、米大手仮想通貨銀行アンカレージ(Anchorage Digital Bank)が機関投資家向けにソラナ関連トークンの保管サービスを提供開始したことも報告されています。

ビットコイン、本格的な強気相場はこれから?

ビットコインでは2024年4月20日に4回目の半減期を迎えて以降、大きな価格上昇はみられておらず、今月5日には50,000ドル(約730万円)付近まで価格が急落しましたが、今後は再び本格的な強気相場が始まる可能性があるとも期待されています。

2018年のビットコイン暴落予想を的中させたことなどで知られるベテラントレーダーのピーター・ブラント氏によると、今年4月の半減期以降に見られるビットコインの下落は、2015年〜2017年に見られた半減期の強気相場サイクルに類似しているとのことです。

ピーター・ブラント氏は2024年8月7日の投稿で、現在のビットコインで大幅な価格上昇が期待されるチャートパターンが形成されていることも報告しています。

価格下落の裏でビットコイン蓄積の動き

ビットコイン(BTC)の価格は過去数週間で大幅に下落していましたが、その一方では有名企業や大口投資家が大量のビットコインを購入していることが報告されています。

最近では「セムラーサイエンティフィック、カピュラ、メタプラネット」などのビットコイン投資に関するニュースが報告されていて、ビットコインの「永久保有者アドレス」が過去1カ月で約228億ドル(約3兆3,000億円)相当の資産を蓄積していることも報告されています。