BTC、80,000ドル突破で新たな過去最高値を記録
ビットコイン(BTC)の価格は2024年11月11日に、過去最高値をさらに更新して80,000ドル(約1,224万円)を突破しました。
先日10日には一部の暗号資産取引所で「BTC価格が80,000ドルに到達したこと」が報告されていて、その後は79,000ドル台での推移が続いていたものの、本日11日の午前2:30頃にはBTC価格がさらに高騰し、81,000ドルまで上昇しました。
81,000ドル到達後は78,500ドルまで価格が下落していましたが、その後は81,468ドル(約1,247万円)まで上昇して新たな過去最高値を記録、記事執筆時点では80,481ドル付近で推移しています。
DOGE・ADA・SUI・SHIBは60%超えの価格上昇率
仮想通貨市場ではアルトコインの価格上昇も続いており、柴犬の「ねいろちゃん」をモチーフにした新たなミームコインのNEIRO(First Neiro On Ethereum)は過去1週間で103%の価格上昇率を記録しています。
日本国内の暗号資産取引所に上場している仮想通貨でも大幅な価格上昇が記録されていて、記事執筆時点における過去1週間の価格上昇率では、DOGEが93%、ADAが80%、SUIとSHIBが61%の価格上昇率を記録しています。
仮想通貨価格高騰の理由は?
現在の価格上昇は、米大統領選挙におけるドナルド・トランプ氏の勝利で仮想通貨の将来に対する期待感が高まっていることが背景にあると考えられています。
ドージコイン(DOGE)に関してはDOGE支持者のイーロン・マスク氏にも関連する政府効率化省(D.O.G.E)が注目を集めている他、カルダノ(ADA)ではカルダノ創設者のチャールズ・ホスキンソン氏が米仮想通貨政策への支援を表明したことも報告されているため、これらのニュースも影響していると考えられます。
シバイヌ(SHIB)に関しても、SHIBのリード開発者であるShytoshi Kusama氏が米国の次期大統領や関係者向けに「S.H.I.B.」イニシアチブを提案したことが報告されています。
DOGE・ADA・SUI・SHIBなどはいずれも市場が低迷している中で技術開発・技術採用が順調に進められていた銘柄でもあるため、これまでの取り組みに対する期待感や信頼感なども上昇を後押ししている可能性があります。
仮想通貨市場では以前から「ビットコインが過去最高値を更新できれば、本格的なアルトコインシーズンが到来する」との意見が数多く語られていたため、今後はその他のアルトコインやミームコインの値動きなどにも注目です。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=153.06円)
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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