2019年7月28日〜8月3日にかけて紹介した仮想通貨・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2019年7月の「仮想通貨・ブロックチェーン」ニュース一覧
イーサリアムはもはや「アルトコイン」じゃない
イーサリアム(ETH)は一般的に代表的な”アルトコイン“の一つとして知られていますが、機関投資家向けの仮想通貨取引所である「San Francisco Open Exchange(SFOX)」は、先日に公開したレポートの中で『イーサリアムはもはや”アルトコイン”とは呼べない資産になっている可能性がある』と語っています。
以下の記事では、イーサリアムがアルトコインとは呼べないレベルにまで成長していることを示す”7つの理由”を紹介しています。
世界最大級の仮想通貨イーサリアム
大臣宛に「規制明確化の要望」を提出:新経済連盟
楽天やサイバーエージェントなどを含めた大手企業が数多く参加している「一般社団法人 新経済連盟」は、2019年7月30日にブロックチェーンと暗号資産に関する要望をまとめた書類を大臣宛に提出したことを明らかにしました。
この要望書では、ブロックチェーンにおいて『我が国は「世界に乗り遅れない」ではなく「世界のトップランナーを目指す」べきだ』といった内容や、『仮想通貨に関する新しい法律の内容を再検討すべきだ』といった内容が詳しく説明されています。
「新経済連盟」が提出した要望書の詳細はこちら
Coincheck「人気の仮想通貨」取り扱いも視野に
Coincheck(コインチェック)の勝屋 敏彦(かつや としひこ)社長は先日行われたロイターとのインタビューの中で、同社が日本ではまだ取り扱われていない”世界で人気の仮想通貨”を取り扱うことを視野に入れていることを明らかにしました。
同氏は、たくさんの通貨を一気に追加することはできないとは語っているものの、技術の特性なども考慮しながら、Libra(リブラ)なども含めて取り扱いを検討していく考えを示しています。
勝屋社長が語った内容はこちら
SBI VC Trade「待望の板取引」ついに公開
SBI VC Trade(旧:SBIバーチャル・カレンシーズ)は、2019年7月31日に”板取引”での仮想通貨取引サービス「VCTRADE Pro」を開始したことを発表しました。
現在このサービスで取引できる仮想通貨は3銘柄となっているものの、SBIホールディングスの北尾 吉孝(きたお よしたか)社長は、将来的には「仮想通貨同士の通貨ペア」も含めて取り扱う通貨ペアを増やしていきたいとの考えを語っています。
仮想通貨「Libra」発行中止の可能性も
Facebook(フェイスブック)が発表した仮想通貨「Libra(リブラ)」は、現在世界中で議論されている重要な話題の一つとなっていますが、同社が最近米国証券取引委員会(SEC)に提出した書類では、Libraの発行が延期または中止になる可能性もあるということが書かれています。
フェイスブックは批判的な意見が数多く飛び交っている現状でLibraを発行するには「大きなリスクがある」と述べており、サービス提供時期の延期や中止が起こることも十分あり得るということを説明しています。
Facebookが提出した書類の内容はこちら
東大・京大が「Ripple」と提携
Ripple(リップル)社の「大学ブロックチェーン研究イニシアチブ(UBRI)」に東京大学と京都大学が参加したことが2019年7月30日に明らかになりました。
両大学では、すでにブロックチェーンや仮想通貨に関する研究が行われており、研究に参加した学生に奨学金を提供することも計画していると報告されています。
大学で行われている研究内容はこちら
ビットコイン価格、今後6年で「100倍」に
ビットコイン(BTC)の価格を以前から予想し続けている仮想通貨アナリストの「PlanB」氏は、2013年〜2019年までのビットコイン価格を99.5%の精度で予測しているという予測モデルに基づいて、ビットコイン価格は今後6年間で今の100倍になると予想しています。
また、Morgan Creek Digital(モルガン・クリーク・デジタル)の共同設立者であるAnthony Pompliano(アンソニー・ポンプリアーノ)氏は、ビットコインの価格は2年半で10万ドル(約1,065万円)に達する可能性が高いと予想しています。
PlanB氏の予測モデルはこちら