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ブロックチェーン・仮想通貨ニュース週間まとめ|2019年10月6日〜12日


2019年10月6日〜12日にかけて紹介した仮想通貨・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

こちらから読む:2019年10月「ブロックチェーン・仮想通貨」ニュース一覧

人気のウォレットアプリが「XRP」をサポート

Ripple(リップル)の投資部門である「Xpring」は、世界中で非常に多くの人々に利用されている人気の仮想通貨ウォレットアプリ「BRD」に出資したことを発表しました。

今回の出資に伴い「BRD」は仮想通貨エックスアールピー(XRP)をサポートするため、BRDユーザーはXRPを売買・保有・送金・使用することができるようになります。

Libra協会から新たに「5社」が脱退

仮想通貨Libra(リブラ)の運営主体である「Libra協会」は、2020年内のLibraローンチに向けて取り組みを進めていますが、ここ最近ではLibraに関連するネガティブなニュースが多数報告されています。

今月初めには決済大手PayPal(ペイパル)が「Libra協会」への参加を見送ることが明らかにされていましたが、先日は新たに5社がLibra協会を脱退したことが報告されています。また、Libraの専用ウォレットである「Calibra(カリブラ)」に対しても”商標権侵害”の申し立てが行われているため、今後はさらに深刻な議論が行われていくことになると予想されます。

業界大手が多数参加「ブロックチェーン教育連盟」立ち上げ

ネム(NEM/XEM)トロン(Tron/TRX)ステラ(Stellar/XLM)オーブス(Orbs/ORBS)エマーゴ(EMURGO)などを含めた合計14の企業・団体が、ブロックチェーン技術者の育成などを目的とした「ブロックチェーン教育連盟(Blockchain Education Alliance)」を立ち上げたことが明らかになりました。

この団体は、ブロックチェーン業界の将来を担う開発者たちを支援することを目的とした団体であり、複数の有名大学などと協力してブロックチェーン技術者の育成をサポートしていく予定だと伝えられています。

「ブロックチェーン教育連盟」に関する記事はこちら

米SEC:Telegramの仮想通貨は「未登録証券」と判断

米国証券取引委員会(SEC)は、Telegram(テレグラム)が発行する仮想通貨「Gram(グラム)」を”未登録証券”だと判断していることを記した声明文を公開しました。

SECは「Telegramが行なったトークンセールは違法行為だ」と判断しており、テレグラム・グループとGramの海外販売店に対して「一時的な停止命令を出す許可を得た」と発表しています。

CFTC新会長「イーサリアムは商品である」と判断

米国商品先物取引委員会(CFTC)の新たな会長であるHeath Tarbert(ヒース・ターバート)氏は先日開催された「Yahoo Finance」のサミットの中で自分自身が「仮想通貨イーサリアム(ETH)はコモディティ(商品)である」と考えていることを明らかにしました。

同氏は「イーサリアムをCFTCの監督下に置き、近い将来に米国でETHのデリバティブ商品(金融派生商品)を取引できるようにしたい」とも語ったと報告されています。

著名トレーダー複数人が「ETH急騰」を予想

イーサリアム(ETH)の価格は2万円前後での停滞を続けていますが、仮想通貨業界で人気の著名なアナリストやトレーダーたちは今後数日で大幅に上昇する可能性があると語っています。

これらの予想は今月8日に語られたものではあるものの、今のところイーサリアムに大きな動きは見られていないため、今後の動きにも注目です。

ビットコイン「影響力のあるプロジェクトTOP50」に選出

プロジェクトマネジメントの標準策定・資格認定・交流などを行っている非営利組織「プロジェクトマネジメント協会(PROJECT MANAGEMENT INSTITUTE/PMI)は、歴史に名を残す偉大なプロジェクトが数多く含まれた「過去50年間の最も影響力のあるプロジェクトTOP50」を発表しました。

このリストには「アポロ11号・ヒトゲノム計画・MRI・国際宇宙ステーション」などといった大規模なプロジェクトが多数含まれていますが、仮想通貨ビットコイン(BTC)はその中でも上位にランク付けされています。