2021年9月5日〜11日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2021年9月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧
エルサルバドルの「ビットコイン法」正式に施行
エルサルバドル政府は2021年9月7日に、仮想通貨ビットコイン(BTC)を同国の法定通貨の1つとして認める内容を記した「ビットコイン法」を正式に施行しました。ビットコインが国の法定通貨として認められるのは世界初であるため、今回のニュースは世界中で大きな注目を集めました。
また、エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は「エルサルバドルがビットコイン法の施行に先立って合計400BTCを購入したこと」を発表しており、新法施行後にビットコイン価格が急落した際にも「150BTCを追加購入したこと」を報告しています。
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Cardano(ADA)の「大型アップグレード」迫る
カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)のブロックチェーンにスマートコントラクトの機能をもたらす大型アップグレードのメインネット実装日が2021年9月12日21時44分51秒(日本時間2021年9月13日午前6時44分51秒/エポック290)で正式に確定したことが明らかになりました。
BINANCE(バイナンス)からは『カルダノの大型アップグレードが実施されることに伴い、ADAの入出金サービスを一時的に停止すること』なども発表されているため、ADA送金の予定がある場合には注意が必要です。
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チリーズ「8,888,888CHZ」をバーン
チリーズ(Chiliz/CHZ)は2021年9月7日に、ChilizのネイティブトークンであるCHZを2021年第2四半期中に合計8,888,888枚バーン(焼却処分)したことを発表しました。
また今月10日には、イタリア・ミラノをホームタウンとするプロサッカークラブ「Inter Milano(インテル・ミラノ)」の公式ファントークンである「$INTER」の初回販売も実施されています。
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楽天ウォレット「XRP証拠金取引サービス」を再開
楽天ウォレット(Rakuten Wallet)は2021年9月8日に、同社が昨年12月からサービスを停止していた「XRP証拠金取引サービス」を再開したことを発表しました。サービス再開の理由については前回の発表と同様に『流動性が確保でき、お客様への安定的な価格配信が可能であると判断したため』と説明されています。
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TAOTAO「XRPの現物取引サービス」提供へ
TAOTAO(タオタオ)は2021年9月10日に、同社が提供している仮想通貨の現物取引サービスで新たに「XRP(エックスアールピー)」の取扱いを開始することを発表しました。XRPが新規上場することによって、TAOTAOの現物取引サービスで取引可能な暗号資産は合計3銘柄となります。
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SBI VCトレード「新規2銘柄」取扱いへ
SBI VCトレードは2021年9月9日に、2021年9月16日のメンテナンス以降に新規2銘柄の取扱いを開始する予定であることを明らかにしました。新たに上場する仮想通貨の詳細などについては明らかにされていないものの、コミュニティからは「FLR」や「XDC」の上場を期待する声も出ています。
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SEBC「シンボル(XYM)の取扱い開始日時」を発表
サクラエクスチェンジビットコイン(SEBC)は2021年9月9日に、同社が新規取扱いを予定していると報告していた「シンボル(Symbol/XYM)」の取扱い開始日時が正式に決定したことを発表しました。
また、今回の発表では『2021年3月11日の注文執行終了時点でネム(NEM/XEM)を保有していた方には、2021年9月13日に1XEM=1XYMの割合でXYMが付与される』とも報告されています。
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