2022年12月4日〜10日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2022年12月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧
コカ・コーラ「FIFAワールドカップ記念NFT」を発表
コカ・コーラが、暗号資産関連サービスを展開している「Crypto.com」やデジタルアーティストの「GMUNK」と提携して、FIFAワールドカップ・カタール2022™を記念したNFTである『Piece of Magic』を展開することが明らかになりました。
最近では「スターバックス」や「Nike」など有名企業のNFT活用に関するニュースが続々と発表されています。
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経済産業省:NFT活用してメタバース実証事業イベント
経済産業省は2022年12月5日に「Web3.0時代におけるクリエイターエコノミーの創出に係る調査事業」における実証事業イベント第1弾として、NFTを活用したメタバース実証事業イベントを2022年12月12日から実施することを発表しました。
今回の実証事業では「monoAI technology、BeyondConcept、Synamon」の3社に委託して”実証事業用のメタバース空間・イベント空間”を作成しているとのことで、BeyondConceptの代表取締役でありながらNFTクリエイターでもあるmekezzo氏協力のもとでNFTオブジェクトを作成、具体的な内容についても説明が行われています。
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OasysのOASトークン「5つの取引所」に上場
ゲーム特化型ブロックチェーンプロジェクト「Oasys」は2022年12月8日に、OasysブロックチェーンのネイティブトークンであるOASトークンが5つの大手暗号資産取引所「OKX、Kucoin、Bybit、Gate、Huobi」に上場することを発表しました。
今月8日には、double jump.tokyoからレジェンドゲームクリエイターを起用したOasys初のNFTプロジェクト「OASYX」のシリーズ第一弾が始動し、公式サイトで情報を公開したことも発表されています。
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FTX創業者「LUNC・USTCの市場操作」に関与か?
経営破綻した暗号資産取引所FTXの創業者であるサム・バンクマンフリード氏が今年5月に崩壊した仮想通貨「LUNA(現:LUNC)」と「UST(現:USTC)」の価格暴落につながるような取引を画策していたかどうかについて、米連邦検察当局が捜査していることが「The New York Times」の報道で明らかになりました。
また今月9日には、関東財務局から「FTX Japanに対する業務停止命令を2023年3月9日まで延長したこと」や「資産の国内保有命令」を出したことなども発表されています。
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ツイッター:独自通貨「Twitter Coin」開発か?
Twitter社が独自の仮想通貨「Twitter Coin(ツイッターコイン)」を開発している可能性が浮上し、暗号資産業界で注目を集めています。Twitter社からの公式発表は行われていないものの、複数のリーク画像などから『Twitter Coinは投げ銭機能などで利用される可能性がある』と予想する声も出ています。
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新型ハードウォレット「Ledger Stax」登場
暗号資産のハードウェアウォレットを展開している「Ledger(レジャー)」は2022年12月6日に、初代iPodの生みの親として知られるTony Fadell氏と共同で開発されたユーザーフレンドリーな新デバイスとなる『Ledger Stax』を発表しました。
この最新デバイスは「湾曲型のE Inkタッチスクリーン・Bluetooth接続・ワイヤレス充電・数ヶ月間のバッテリー持続」などといった様々な特徴を備えています。
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FLRトークンの配布・取扱方針の発表続く
Flare Networksが「FLRトークン配布イベントの実施日が2023年1月9日に確定したこと」を発表したことを受けて、日本国内の暗号資産取引所からも続々と「FLRトークンの配布・取扱い方針」が発表されています。
発表内容は取引所によって多少違いがありますが、暗号資産取引所「bitbank(ビットバンク)」は『FLRトークン配布イベントから2週間以内にFLRトークンのエアドロップを実施し、FLRトークンの取扱いを開始することを決定した』と発表しています。