2024年6月9日〜15日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
仮想通貨取引所に対する警告・行政処分の報告
金融庁は2024年6月14日に、仮想通貨関連サービスを展開している暗号資産取引所「LBank Exchange」に対して警告を発したことを発表しました。
関東財務局からは、日本で暗号資産取引所を展開しているCoinBest(コインベスト)に対して行政処分を行なったことも発表されています。
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Symbol:今年9月に東京でイベント開催か
シンボル(Symbol/XYM)のコア開発者であるHatchet氏は2024年6月14日のX投稿で、2024年9月27日に日本の東京で重要イベントが開催されることを示唆しました。
最近では、Symbol関連の組織である「Lingua Franca(リンガフランカ)」がバミューダで法人登記されたことも報告されています。
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Ripple USD(RLUSD)2024年後半リリース
Ripple(リップル)は2024年6月12日に、1対1で米ドルに裏付けられたステーブルコインであるリップルUSD(Ripple USD/RLUSD)を2024年後半にリリースすることを発表しました。
Ripple USD(RLUSD)は、1RLUSDの価格が1ドルで安定して推移するように設計されたステーブルコインであり、コインの価値は「米ドル預金・ 米国短期国債・その他の現金同等物」によって100%裏付けられる仕組みとなっています。
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カルダノ:ヴォルテールの時代が目前に
カルダノ(Cardano/ADA)の創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は2024年6月9日に、カルダノロードマップの最終段階となるVoltaire(ヴォルテール)の時代が間近に迫っていることを報告しました。
ホスキンソン氏は「ヴォルテールの時代はカルダノの歴史と業界全体にとって最も重要な節目になる」と述べており、「カルダノは全世界に数百万人の住民を擁する分散型文明になる」と説明しています。
分散化に向けた準備も着々と進む
イーサリアム:MetaMaskで少額ステーキング可能に
ConsenSys(コンセンシス)は2024年6月12日に、同社が展開する仮想通貨ウォレットMetaMask(メタマスク)に、少額のイーサリアム(ETH)をステーキングできる「プールステーキング」の機能を追加したことを発表しました。
今月13日には、米国証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー委員長から「イーサリアム現物ETFの上場承認時期」に関するコメントも行われています。
ShibaSwap:使い方の解説動画を公開
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)の分散型取引所(DEX)である「ShibaSwap」は2024年6月6日に、ShibaSwapの使い方を紹介する3つのチュートリアル動画を公開しました。
今月12日にはDEX利用者向けの分析ツールである「DEXTools」がShibaSwapに対応したことも発表されており、K9 FinanceからはKNINEトークンを「Puppynet」で展開し始めたことも発表されています。
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ビットコイン:大量売却の懸念と追加購入の報告
約5年半にわたって大量のビットコイン(BTC)を保有し続けていた大口保有者が、約843億円に相当する「8,000 BTC」をBINANCEの入金用ウォレットに送金したことが明らかになりました。
今回の巨額送金を受けて仮想通貨市場では売却への懸念が高まっていましたが、その一方では「Semler Scientific」や「DeFi Technologies」などからビットコイン購入の報告も行われています。
今月14日には、2018年のビットコイン暴落予想を的中させたことで知られるベテラントレーダーのピーター・ブラント氏から「ビットコイン価格が今後どこまで下がるか」に関する予想も語られています。