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仮想通貨ニュース週間まとめ|9月30日〜10月6日


2018年9月30日〜10月6日にかけて紹介した仮想通貨関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。今週はRipple社が開催した国際カンファレンス「SWELL 2018」に関連した内容が数多く報告されています。

ビットコイン価格に回復の兆し?|Thomas Lee

「Fundstrat Global Advisors(ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズ)」のThomas Lee(トーマス・リー)氏は、ビットコイン(BTC)の下落相場が近いうちに転換するとの予想を語りました。

同氏は、BTC価格が6,000ドル(約68万円)を下回る可能性は低いと考えており、これから発表される複数のニュースなどの影響から、ビットコインの価格が再び大きく回復すると予想しています。

ブロックチェーンゲーム業界に「新団体」発足|Blockchain Game Alliance

ブロックチェーン技術を統合したゲームが急速に普及している中で、その新しい業界を先導する新しい団体が結成されました。「Blockchain Game Alliance」と呼ばれるこの同盟は、現在のゲーム業界で問題視されている複数の問題を早急に解決し、ブロックチェーン技術を統合した新しいゲーム業界をより良いものへと発展させていくための取り組みを行なっています。

この団体には、大手ゲーム開発企業である「Ubisoft」やブロックチェーン企業「ConsenSys」なども参加しており、自由に参加できるコミュニティの構築などをはじめとした大規模な計画に取り組んでいます。

CARDANO(ADA)話題のウォレットがリリース|YOROI Wallet

カルダノエイダコイン(CARDANO/ADA)の新しいウォレットとして以前から注目を集めていた「YOROI Wallet(ヨロイウォレット)」は、10月1日から正式に公開されています。

日本の企業である「EMURGO(エマーゴ)」によって開発されたこのウォレットは日本語にも対応しているため、英語が苦手な方でも安心して利用することができる使いやすいウォレットとなっています。

また今週はCARDANOのオープンソースプロジェクトである「Cardano Rust Project」も発表されています。

Ripple社のビックイベント「SWELL 2018」開催

Ripple(リップル)社が開催するビックイベントして注目を集めていた「SWELL 2018」が10月1日から開催されました。この国際カンファレンスでは「xRapid」が商用化されたことも正式に発表され、大きな話題となりました。

同社のCEOであるBrad Garlinghouse(ブラッド・ガーリングハウス)氏は、このイベントの中で複数のメディアからのインタビューに答えており、XRPの素晴らしさやこれまでの歴史、今後の予定など多くのことを語っています。

サンタンデール銀行の送金アプリがもっと便利に|OnePayFX

ヨーロッパ最大の銀行グループ「Banco Santande​r(サンタンデール銀行)」が提供しているクロスボーダー決済アプリ「OnePay FX」の利用可能国がさらに拡大しました。

Ripple社が提供している「xCurrent」の技術を用いたこのアプリケーションは、国境を超えた取引でも数回画面をタップするだけで簡単かつ一瞬で処理することができる仕様となっています。

また、今週は「SBI Ripple Asia」が提供する「xCurrent」を用いたアプリである「Money Tap」もリリースされています。

ビットコインの希少価値が今後も高まる理由

ビットコイン(BTC)の希少価値が今後どれほど高まって行くことになるかを明らかにするいくつかの具体的な事例が報告されています。

総発行枚数が「2,100万枚」に設定されているビットコインは、パスワードの紛失などの理由によって、すでにその大部分が失われているとも言われており、最終的には「0.28BTC」を保有できる人は世界の1%未満になると言われています。

ビットコインの「MOON」を予想する機関投資家たち

ビットコインの価格予想に関する最近行われた調査では、Twitter上のユーザーよりも大口の資金を取り扱う機関投資家の方が強気な予想を立てていることが明らかになっています。

このアンケートに答えた機関投資家の半数以上はビットコインの価格が約65万円のラインで底をついたと考えており、2019年末までにはその価格が再び高騰することになると予想しています。

ビットコイン価格に関する調査の結果はこちら