2023年7月9日〜15日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
「仮想通貨は法定通貨を超える」BlackRock CEO
米国の資産運用大手「BlackRock」のCEOであるラリー・フィンク氏は2023年7月14日に、米CNBCの番組「Squawk on the Street」に出演した際に、暗号資産は法定通貨を超越することになるとの考えを語りました。
ラリー・フィンク氏によると、最近では世界中の投資家から”仮想通貨”に関する質問が増えているとのことで、「仮想通貨は投資家のポートフォリオを多様化する役割を果たすことができる」との考えも語られています。
フィンク氏が語った内容はこちら
米裁判所「XRP自体は有価証券ではない」と判断
Ripple社と米国証券取引委員会(SEC)の訴訟問題で、ニューヨーク州南部地区地方裁判所が2023年7月13日にRipple社に有利な判決を下したことが明らかになりました。
米SECは「Ripple社が行ったXRPの販売は未登録証券の販売に該当する」と主張していましたが、今回公開された文書の中では「XRPトークン自体は有価証券に該当しない」との見解が示されています。
Google Play「アプリ内でのNFT活用」を許可
Google Playは2023年7月12日に、Google Playのブロックチェーンや暗号資産に関するポリシーを更新して、特定の条件下でアプリやゲーム内にNFTなどのデジタル資産を組み込めるようにしたことを発表しました。
Google Playは『ブロックチェーン技術が進化し続けるためにはユーザーの信頼を維持することが最も重要である』と述べており、ポリシー更新の一環として、トークン化されたデジタル資産に関する透明性を保ち続けることを要求していると説明しています。
Googleの発表内容はこちら
分散型のADA決済サービス「Hydra Pay」が話題に
カルダノ(Cardano/ADA)のレイヤー2ソリューションである「Hydra Head」を活用した分散型決済サービス「Hydra Pay」のローンチに期待が高まっています。
Hydra Pay(Hydra for Payments)は、ほぼ全てのカルダノウォレットに統合できるレイヤー2の分散型決済サービスであるとのことで、少額の支払いをほぼ即時に処理することができると伝えられています。
セブンイレブン「Polygon基盤のNFT」を発行
米国のセブンイレブンが、Polygon基盤のNFTコレクション「Find Your Slurpee Vibe」をリリースしたことが明らかになりました。
今月13日には、アップグレードされたPolygonの次世代ネイティブトークン「POL」を提案するホワイトペーパーが公開されたことを発表されています。
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BTCが稼げるマイクラサーバーが登場
ビットコイン報酬機能をゲームに組み込むことができるソフトウェア開発キットなどを提供している「ZEBEDEE」は2023年7月11日に、BTC報酬を獲得できるマインクラフトのサーバー「Satlantis」が登場したことを発表しました。
SatlantisはBTC報酬機能を組み込んだマインクラフトのカスタムサーバーであり、サーバーは広告収入を全てプレイヤーと共有、毎日150,000 SAT以上が報酬プールに追加され、プレイヤーはそのSATを獲得できると説明されています。
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「ビットコイン=12万ドル」の価格予想が増加
仮想通貨業界では2024年末のビットコイン価格予想が増えてきますが、現在では「ビットコイン価格は次の強気相場で12万ドル(1,660万円)になる」と予想する意見が増えてきています。
最近では、仮想通貨関連サービスを展開している「Matrixport」のアナリストや、英大手銀行の「スタンダードチャータード銀行」、『金持ち父さん 貧乏父さん』を執筆したことなどで知られるロバート・キヨサキ氏などが12万ドル予想を語っています。
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