シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)に関する基本情報や特徴をなどをわかりやすく解説するとともに、取扱う暗号資産取引所・価格・チャート・対応ウォレット・関連リンクなどの情報もまとめて掲載しています。
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シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)とは?
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)とは、2020年8月に「Ryoshi」として知られる匿名の個人またはグループによって作成されたイーサリアムベースの暗号資産です。この仮想通貨は日本犬の品種である芝犬をモチーフとしており、ジョーク通貨として知られるドージコイン(DOGE)から派生した仮想通貨の一種でもあるため「ドージコインキラー」とも呼ばれています。
SHIBの総発行枚数は1,000兆枚と非常に多いものの、2021年5月頃にはイーサリアムの共同創設者として知られるヴィタリック・ブテリン氏が自身が保有するSHIBの40%をバーン(焼却処分)して、残りの10%を慈善団体に寄付したため、現在は約500兆枚ほどのコインが流通しています。
コインの流通量が非常に多いSHIBは、2022年11月時点で「1SHIB=約0.0012円」と通貨1枚あたりの価格も非常に安いものの、2021年10月には1週間で240%価格が急騰するなど大幅な価格上昇が見られる場面もあったため、一部の投機的な人々からも注目を集めています。
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)の特徴
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)の特徴としては以下のようなことが挙げられます。
柴犬ミームコインから実用的な暗号資産に
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)は、日本の猟犬「柴犬」をモチーフとした代表的な暗号資産の1つです。柴犬をモチーフにしたミームコインとしてはドージコイン(DOGE)が特に有名ですが、SHIBとDOGEは特徴が異なるため、その機能性などからSHIBも高い人気を誇っています。
Shiba Inuは元々ミームコインとして知られていましたが、現在は実用的な機能や魅力的なプロジェクトが続々とローンチされているため、現在はミームコインの枠を超えた実用的な暗号資産として注目されています。
SHIBのホワイトペーパーの冒頭には『仮想通貨プロジェクトが100%コミュニティによって運営されていたらどうなるか?』と書かれており、SHIB創設者であるRyoshi氏はSHIBの起源について『分散型の自発的コミュニティ構築に関する実験』と述べています。
ドージコインと同じようにシバイヌにも熱狂的な支持者が50万人以上存在していると報告されており、そのような支持者は仮想通貨業界で「SHIBArmy」とも呼ばれています。
Ethereum基盤のERC-20トークン
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)は独自ブロックチェーンで開発された仮想通貨ではなく、イーサリアム(Ethereum/ETH)のブロックチェーンを基盤とするERC-20トークンとなっています。そのため、契約を自動執行するスマートコントラクトも利用することが可能で、SHIB関連の分散型アプリケーション(DApps)も多数開発されています。
SHIBは「MetaMask・Trust Wallet・Trezor・Ledger」などといった主要な暗号資産ウォレットで管理することができるため、イーサリアム関連銘柄とまとめて管理できるという点でも魅力的です。
イーサリアムの詳細はこちら
ShibaSwapなど複数のサービスも展開
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のエコシステムでは、DEX・DeFiプラットフォームの「ShibaSwap」、アート・芸術関連インキュベーターの「Shiba Inu Incubator」、シバイヌ関連NFTとなる「Shiboshis」など、様々なサービス・製品が展開されています。
「ShibaSwap」は、トークンを交換したり、流動性提供などで報酬がもらえる分散型取引所・分散型金融プラットフォームであり、「DIG・NFTS・BURY・SWAP・DOGGY DAO・WOOF」と呼ばれる複数のサービスが提供されています。
また、SHIBは大手企業などの仮想通貨決済サービスでも受け入れられ始めているため、DApps・DeFi・DEX・NFT・SHIB決済などが普及することによって、SHIBの利用が活発化していくことになると期待されています。
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SHIB・LEASH・BONE
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のエコシステムは以下3つのトークンで構成されています。
・Shiba Inu(SHIB)
Shiba Inu(SHIB)は、プロジェクトの基礎となる通貨。世界中の様々な暗号資産取引所に上場していて、仮想通貨決済などにも利用される人気のトークン。「ShibaSwap」に預けたりすることで報酬を獲得することも可能。
・Doge Killer(LEASH)
Doge Killer(LEASH)は、ShibaSwapのネイティブトークン。SHIB供給量が数百兆枚にのぼるのに対して、LEASHの供給量は約100,000枚に制限されている。LEASHはShibaSwapで取引することができる他、一部の暗号資産取引所にも上場している。
・Bone(BONE)
Bone(BONE)は、ShibaSwapのガバナンストークンであり、BONEを保有することでShibaSwapの方針を決めるための投票権を持つことができる。総発行枚数は250,000,000枚で発行枚数は徐々に減少、2024年の7月に発行が終了する。
動物保護などの活動も
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のコミュニティメンバーは、捨てられた動物を助けるための動物保護プロジェクトである「Rescue」などの取り組みも行っています。
具体的には、Amazonで買い物をすると購入金額の一部を募金できる「Amazon Smile」というサービスを利用して募金が集められており、集められた資金は「Shiba Inu Rescue Association(柴犬レスキュー協会)」に寄付されています。
レイヤー2ブロックチェーン「Shibarium」
SHIBチームは2023年8月17日に、イーサリアムを基盤とする高速取引・ガス代削減・ユーザー体験の向上などに焦点を当てた独自のレイヤー2ブロックチェーン「Shibarium(シバリウム)」をローンチしました。
Shibariumは、コンセンサスアルゴリズム(取引承認・合意形成の仕組み)として、第3世代のブロックチェーンで広く採用されているProof of Stake(PoS)と呼ばれる環境にも優しい効率的な方法を採用しており、Shibarium上でのガス代支払いや報酬支払いでは「BONE」を使用する仕組みが採用されています。
また、Shibariumはオンチェーン取引の手数料として徴収されたBONEの70%をSHIBの買い戻し&バーンに充てる「SHIBバーン」の取り組みも特徴で、これまでにも複数回にわたるSHIBバーン実施が報告されています。
Shibariumの詳細などはこちら
期待のメタバース「Shib:The Metaverse」
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)では、美しいグラフィックを特徴とするメタバース「Shib:The Metaverse」の構築も進められています。
「Shib:The Metaverse」は現在開発中で、メタバースでは「Shibarium」が活用される他、シバイヌ関連トークンである「SHIB・BONE・LEASH」や「SHIBOSHIS」などのシバイヌ関連NFTも活用される予定だと報告されています。
また、メタバースのLAND保有者は、受動的な収入を得たり、ゲーム内リソースを収集したり、報酬を獲得したり、LAND保有者限定の特典を得たりすることができるようになる予定です。
なお、これまでには「SHIB:The Metaverse」のメタバース世界を映したゲーム内映像も複数公開されていて、その美しいグラフィックなどからSHIBコミュニティでは正式リリースに期待が高まっています。
分散型ID「Shib Name Service」
Shib Name Service(SNS)は、2023年10月31日にローンチされた自分のデジタルIDを自分自身で管理できるようにするShibariumの分散型IDプラットフォームであり、「.shib」というトップレベルドメインで終わる好きな文字列のデジタルIDをNFT形式で取得することが可能となっています。
具体的には「myname.shib」のようなデジタルIDを取得することが可能で、取得したデジタルIDとウォレットアドレスが紐付けられることによって、デジタルID宛てにトークンを送信することができるようになっています。
従来のウォレットアドレスは「0x000…」といった複雑な英数字の文字列となっているため、覚えるのは困難で誤送金などの問題にもつながっていましたが、デジタルIDを利用すれば「myname.shib」といった簡単なIDでトークンを送金することができます。
また、2023年12月には「.shib」のトップレベルドメインの申請・取得に向けて、ドメイン関連企業である「D3」と提携したことを発表されており、Web2&Web3対応の「.shib」ドメインを提供する計画も発表されています。
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シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)の基本情報
トークン名称 | シバイヌ(Shiba Inu) |
ティッカーシンボル | SHIB |
公開日 | 2020年8月 |
基盤チェーン | Ethereum基盤のERC-20トークン |
総発行枚数 | 1,000兆SHIB |
2022年11月時点の流通量 | 約549兆SHIB |
考案者 | Ryoshi |
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)の価格・チャート
Shiba Inu(SHIB)を取扱う暗号資産取引所
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)の取引が可能な暗号資産取引所としては、以下のような取引所が挙げられます(2023年12月時点)。
【日本国内の暗号資産取引所】
・BITPOINT(ビットポイント)
・SBI VC Trade(SBI VCトレード)
・OKCoinJapan(オーケーコインジャパン)
・bitFlyer(ビットフライヤー)
・BitTrade(ビットトレード)
・コインチェック
・DMMビットコイン
【海外の暗号資産取引所】
・BINANCE(バイナンス)
・Coinbase(コインベース)
・BITTREX(ビットトレックス)
・Kraken(クラーケン)
・Gemini(ジェミナイ)
Shiba Inu(SHIB)対応のウォレット
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)を保管することができる代表的なウォレットとして以下のようなものが挙げられます。
・Trezor(トレザー)
・Ledger(レジャー)
・MetaMask(メタマスク)
・Trust Wallet(トラスト・ウォレット)
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)関連リンク
・Shiba Inu公式サイト
・Shiba Inu公式Twitter
・Shiba Inu公式Instagram
・Shiba Inu公式Telegram
・Shiba Inu公式Redditコミュニティ
・Shiba Inu公式Discordコミュニティ
・ホワイトペーパー(Woof Paper)
・エクスプローラー①(Etherscan)