決済大手Square、ビットコイン決済機能を全米400万店舗向けに解禁|対応店舗の確認も可能

決済大手Square、ビットコイン決済機能を全米400万店舗向けに解禁|対応店舗の確認も可能(Square Begins Offering Bitcoin Payment Acceptance Capabilities to 4 Million U.S. Retailers)
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簡単設定でBTC決済の受け入れが可能に

決済サービスを展開しているSquare(スクエア)は2025年11月10日に、ビットコイン(BTC)で支払いを受け入れることができるようにするビットコイン決済機能「Bitcoin Payments」を全米約400万店舗向けに提供開始したことを発表しました。

Bitcoin Paymentsは、SquareのPOSシステムで利用可能なビットコイン決済機能であり、SquareのCEOであるジャック・ドーシー氏は「ビットコイン決済機能を利用すると、販売者はBTCからBTC、BTCから法定通貨、法定通貨からBTC、法定通貨から法定通貨への支払いを受け取れるようになる」と説明しています。

また、ビットコイン決済機能では少額のBTCを非常に安い手数料で送金できるライトニング・ネットワークの技術が活用されているため、高額な手数料がかかることもなく、瞬時に支払いを行うことが可能となっています。

なお、ビットコイン決済機能における処理手数料は2026年まで0%にされているとのことで、2027年1月1日からは一律1%の手数料がかかることになるとも報告されています。

Squareが提供開始したビットコイン決済機能はニューヨークを除くアメリカ全土の約400万店舗が利用可能で、ビットコイン決済機能を有効化したい販売者はSquareダッシュボードにログインしてビットコイン決済機能をオンにするだけで簡単にビットコイン決済を受け入れられるようになると伝えられています。

【Jack】
販売者は、BTCからBTC、BTCから法定通貨、法定通貨からBTC、または法定通貨から法定通貨への支払いを受け取れるようになりました。

【Square】
ビットコイン決済がついに利用可能に!🟧🚀
https://squ.re/acceptbitcoin

Cash App内でBTC決済対応店舗マップも確認可能

ジャック・ドーシー氏は2025年11月11日のX投稿で、Square社が開発したモバイル決済アプリ「Cash App」で提供されているビットコイン決済対応店舗マップがアメリカ全土に対応したことも報告しています。

同氏は今回の投稿で「地元のSquare加盟店にビットコイン決済導入を勧めてみよう」と述べている他、「ドルの価値下落に耐えるため、支払いで受け取ったビットコインをドルに変換することなくそのまま保有するよう勧めてみよう」ともコメントしています。

Cash App内のビットコイン決済対応店舗マップが全地域(100%)に対応しました。

地元のSquare加盟店に手数料ゼロでビットコイン決済を導入するよう勧めてみましょう。

さらに、ドルの価値下落(通貨の希薄化)から身を守るために、受け取ったビットコインをそのまま保有するよう勧めてみてください。

ビットコイン決済機能を利用できるのは記事執筆時点で米国のSquare加盟店のみだと伝えられていますが、Squareの決済サービスは日本を含む様々な国で展開されているため、今後は他の国や地域でのビットコイン決済機能提供などにも注目です。

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source:Square公式発表
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

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