ジュピター発、ソラナ新プロジェクト「CLOUD」来週販売開始
ソラナ上で動く「ジュピター」というサービスが、新しい仮想通貨「CLOUD」の販売日を発表しました。「ジュピター」は、このソラナ上で動く仮想通貨取引所の一種です。様々な取引所の中から最も有利なレートを探してくれるサービスで、多くのユーザーに利用されています。
今回、このジュピターが「CLOUD」という新しい仮想通貨の販売を行います。CLOUDは「Sanctum」というプロジェクトのガバナンストークンです。Sanctumはソラナのリキッド・ステーキングプロジェクトで、今回その参加者にはCLOUDがエアドロップされることが決まっています。
販売は7月18日から始まりますが、早い者勝ちで安く買える「先行販売」が7月16日から始まります。ただし、先行販売で買った人は6ヶ月間、売ることができないルールがあります。これは、価格を安定させるための工夫です。
CLOUDの価格ですが、先行販売では0.001ドル(約0.14円)で売られる予定です。一方、プレマーケットでは0.3ドル(約43円)で取引されています。この価格差は大きいですが、これは先行販売には上記のような制限があるためです。
Sanctumはソラナの「ステーキング」という仕組みを使ったサービスです。ステーキングとは、自分の持つ仮想通貨を預けて、その報酬を得る仕組みです。Sanctumは、複数の種類のステーキングトークンを組み合わせて、より安定した報酬を目指しています。
面白いのは、Sanctumが過去に行ったキャンペーンに参加した人や、サービスを利用している人に対して、CLOUDを無料で配布する計画があることです。この「エアドロップ」と呼ばれるトークン無料配布の確認ページが7月16日に公開される予定です。
Sanctumは、ソラナのステーキングサービスの中でも3番目に大きな規模を持っています。1位のJito、2位のMarinade に次ぐ存在感を示しています。
直近でソラナはDepinや多くのDefiプロジェクトが発表されていて、更に注目を集めています。注目度や期待度が高い分、評価が厳しくなるというリスクはありますが、色々なプロジェクトに参加してみるのもいいでしょう。
CLOUDの成功が今後のソラナにも大きな影響を与える可能性があります。
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(ジュピター公式発表)