【2020年2月版】仮想通貨格付けを公開|価格上昇でランキングに変化:Weiss Ratings
仮想通貨の評価・格付けを行なっている「Weiss Crypto Ratings」は、仮想通貨格付けの最新版を公開し、ビットコイン(Bitcoin/BTC)とイーサリアム(Ethereum/ETH)を「A−」と評価しました。今回の格付けではテゾス(Tezos/XTZ)を称賛するコメントも語られています。
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ビットコインに「A−」評価|短期的な下落の警告も
「Weiss Crypto Ratings」が公開した最新の格付けデータでは、ビットコインとイーサリアムが「A−」の評価を受けています。同社はビットコインの評価を高めた理由として「ファンダメンタルズや次の半減期に向けたポジティブな価格動向が影響した」と説明しています。
今年5月頃に半減期を控えているビットコインは、2020年初頭から価格上昇を続けており、先日9日には注目されていた1万ドル(約110万円)のラインを突破しました。
「Weiss Crypto Ratings」は先日8日のツイートで『最近のビットコインの値動きは強気相場が始まったことを裏付けている』と述べていますが、それに加えて『ビットコインが短期的な調整で下落しても驚かないでください』と注意を促しています。
ビットコイン価格は本日10日の10時頃に112万円付近まで回復しましたが、その後4時間で15万円ほど下落し、記事執筆時点では110万円付近で推移しているため、今後は一時的な下落が見られる可能性もあると考えられます。
XRPは「B−」に格下げ|Tezos賞賛の意見も
ビットコインとイーサリアムは技術的な面や普及率などで高い評価を受けて「A−」に格上げされたものの、2019年3月の格付けで「A」の評価を受けていたエックスアールピー(XRP)は「B−」に格下げされています。
XRPと同じ「B−」の評価を受けているテゾス(Tezos/XTZ)に対してはTwitter上で高評価の理由が多数説明されており『時価総額が15億6,000万ドルに上昇してカルダノ(ADA)を追い抜いたこと』や『価格上昇が続いていること』などが強調されています。またTezos成功の主な要因としては以下4つの項目が挙げられています。
・柔軟なガバナンス
・バグのないコード
・XTZ保有者に支払われる5%の配当
・分散化
ビットコインなどを含めた主要仮想通貨の評価は以下のような内容となっています。
【A−】
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
【B】
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)
・アイオータ(IOTA/MIOTA)
【B−】
・エックスアールピー(XRP/XRP)
・ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)
・テゾス(Tezos/XTZ)
【C+】
・モネロ(Monero/XMR)
・トロン(Tron/TRX)
・ステラルーメン(Stellar Lumens/XLM)
・イーサリアムクラシック(EthereumClassic/ETC)
・ダッシュ(Dash/DASH)
・ネオ(Neo/NEO)
・ドージコイン(Dogecoin/DOGE)
・オントロジー(Ontology/ONT)
「今回掲載していないその他仮想通貨の評価」や「具体的な評価内容」などは、以下の「Weiss Crypto Ratings公式サイト」をご覧ください。
>>「Weiss Crypto Ratings」の公式サイトはこちら
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