クリプタクト「DeFi取引の損益計算」に自動対応するサービス提供へ


暗号資産(仮想通貨)の自動損益計算サービスを提供している「クリプタクト(Cryptact)」は2021年11月1日に、分散型金融(DeFi)取引の損益計算に自動対応するサービスを2021年12月15日から新たに開始する予定であることを発表しました。

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目次

DeFi取引の損益計算に自動対応

暗号資産(仮想通貨)の自動損益計算サービスを提供している「クリプタクト(Cryptact)」は2021年11月1日に、分散型金融(DeFi)取引の損益計算に自動対応するサービスを2021年12月15日から新たに開始する予定であることを発表しました。

Cryptact(クリプタクト)とは、仮想通貨の確定申告に必要な計算を短時間で簡単に操作できるツールなどを提供している東京都の企業であり、「50社を超える世界中の暗号資産取引所」や「約8,600種類の暗号資産」に対応しているだけでなく、「現物取引・証拠金取引・商品購入・貸付・ハードフォークマイニングエアドロップ・ネットワークフィー」などといった、仮想通貨特有の取引形態にも対応したアセットマネジメントツールを提供しています。

今回発表された「DeFi(分散型金融)」への対応は、DeFi取引が国内でも急速に増加していることを受けてのものだとされており、高まるマーケットの需要に対応して事業を拡大し、複雑なDeFi取引の損益計算を簡略化するためにDeFi取引の損益計算に自動対応するサービスを提供することを決定したと説明されています。

DeFi連携システムの概要について

クリプトタクトのユーザーは取引を行ったブロックチェーンを画面から選択して自身のウォレットアドレスを登録するだけでDeFi連携システムを利用することができるとのことで、この作業を行うとシステムがウォレットアドレスに紐づくトランザクションを解析して関連するスマートコントラクトを特定することによって、入出金履歴がどういった取引を背景に行われたかを自動で判別して取引履歴画面に表示すると説明されています。また、判別できない取引があった場合には「ユーザーが取引種類を上書きすること」もできるとのことです。

(画像:クリプタクト)(画像:クリプタクト)

サービス開始時点での「対応ブロックチェーン・対応取引種類」については以下のように報告されていますが、『今後は網羅性を高めるために、クリプタクトのユーザーの多くが利用しているブロックチェーン、スマートコントラクトから順次対応を拡大していく予定』とも説明されています。

【対応ブロックチェーン】
DeFiで主に利用される以下2種類のブロックチェーンについて、合計約130個以上のスマートコントラクトに対応。

【対応取引種類】

  • 流動性提供者(Liquidity Provider)トークン
  • ステーキング
  • レンディング
  • スワップ

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クリプタクトの画像
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