
DoraHacks「2000万ドル」を調達|Web3スタートアッププラットフォームを支援
FTX VenturesとLiberty City Venturesが主導
2022年5月18日、シンガポール — 世界的なハッカー集団であり、アクティブなWeb3開発インセンティブプラットフォームとしても知られるDoraHacksが、シリーズB1ラウンドで2,000万ドルの投資を行った。同ラウンドは、FTX VenturesとLiberty City Venturesの主導で、Circle Ventures、Gemini Frontier Fund、Sky 9 Capital、Crypto.com Capital、Amber Groupも参加した。
同社によると、今回の資金投入により、複数の最先端イニシアチブの立ち上げを加速させるという。立ち上げ対象には、高度なガバナンス技術を利用した分散型助成コミュニティのDora Grant DAOや、フロンティアテクノロジーにおける革新的プロジェクトに対して資金を提供するパーマネントベンチャーファンドのDora Infinite Fundなどが含まれる。
DoraHacksは昨年、Binance Labs主導の800万ドルの戦略ラウンドを発表した。DoraHacksのDAO-as-a-ServiceインキュベーションであるDora Factoryは、2,000万ドルの調達に続く今回の追加資金の獲得により、過去18ヶ月間のDoraコアインフラストラクチャへの投資額は累計5,000万ドル近くに達した。
DoraHacksは、ハッカソンと助成金プログラムを通して、数々の世界最高峰のWeb3スタートアップをキュレーションしている。2,000を超えるスタートアップと開発チームが、DoraHacksプラットフォームから2,500万ドル相当の助成金を調達した。
Solana、Polygon、Avalancheに代表される40以上のWeb3エコシステムは、世界の開発者コミュニティにアクセスするため、DoraHacksを採用している。DoraHacksは、ハッカソンとコミュニティ助成プログラムのコアパートナーとして立ち回っている。
DoraHacksは、資金調達テクノロジーと分散型ガバナンスインフラストラクチャにおいて重要な研究を行ってきた。DoraHacksは、マルチチェーンコミュニティに二次投票と分散型助成プログラムを導入した後、ETHDenver 2022とOpenSeaハッカソンでMACI(ゼロ知識、共謀投票防止)の実装に成功した。
DoraHacksの創設者であるエリック・ザン(Eric Zhang)氏と、FTX Venturesのパートナーであるアダム・ジン(Adam Jin)氏は次のようにコメントしている。
【DoraHacks:Eric Zhang氏】
DoraHacksは、世界中のオープンソースコミュニティに最良のインフラストラクチャを提供しようと努めている。我々の使命は、永続的なハッカームーブメントを生み出すことだ。新しい戦略的パートナーが加わることで、フロンティアテックのスタートアップコミュニティにより貢献することができるようになるだろう。
【FTX Ventures:Adam Jin氏】
マルチチェーンイノベーションの強化は、FTXの使命といえる。DoraHacksは今後もWeb3で重要な役割を果たすだろう。FTXはDoraチームと密接に協力してスタートアップ企業をサポートしていく。
DoraHacksは、今年の初めにDora Grant DAOをローンチした。同社はすでに30あまりのパートナーから500万ドルを調達し、「ハッカソン後・投資前」の段階のプロジェクトへの助成金を増やしていく予定だ。さらに同社は、2022年にNFT dropを通じて、理想のベンチャーとしてDora Infinite Fundを設立する計画である。
Liberty City Venturesのパートナーで、PaxosとLukka(両社ともブロックチェーンのユニコーン)の共同創設者でもあるエミル・ウッズ(Emil Woods)氏は次のようにコメントしている。
【Liberty City Ventures:Emil Woods氏】
DoraHacksは、Web3のインフラストラクチャの開発を前進させる鍵となる。Liberty City Venturesは、現実のビジネスと伝統的な産業のためのブロックチェーンプロトコルとWeb3の将来を担うであろうグループに重点的に投資してきた。エコシステムが成長するにつれて、ポートフォリオ企業との関わりが増えることを期待している。
2020年後半以降、DoraHacksは、DAO-as-a-Service Dora Factory、ZK infrastructure Zecrey、MOBA play-to-earn Thetan Arena、Web3 tooling infrastructure ETHSignなど、20のプロジェクトに立て続けに投資を行い、インキュベートしてきた。DoraHacksは、Binance Labsのインキュベーションプログラムの共同ホストも務める。
DoraHacksのパートナー兼ビジネスディレクターであるスティーブ・ノック(Steve Ngok)氏は次のようにコメントしている。
【DoraHacks:Steve Ngok氏】
我々はDora Infinite Venturesをローンチすることに激しく興奮している。Web3、クォンタム、スペースなど、より多くのフロンティア技術のスタートアップに積極的に資金を提供していくつもりだ。
【DoraHacksについて】
DoraHacksは、世界的なハッカームーブメントであり、世界で最もアクティブなマルチチェーンWeb3開発者インセンティブプラットフォームである。DoraHacksコミュニティの2,000を超えるプロジェクトが、助成金やハッカソンの賞金として延べ2,150万ドル以上を獲得している。DoraHacks.ioには世界中に約25万人のアクティブユーザーがいる。同プラットフォームは、ハッカソン、賞金、2次資金、プライバシー投票、その他のコミュニティーガバナンス/資金調達ツールキットを提供している。また、40以上の主要なWeb3エコシステムが、Doraインフラストラクチャを使用して、オープンソースコミュニティに資金を提供している。
DoraHacksの詳細はこちら↓
・Website
・Twitter
・Discord
免責事項:この記事は寄稿されたPR記事であり、ニュースやアドバイスではありません。暗号資産ニュースメディアBITTIMESは、このページに掲載されている内容や製品について保証いたしません。当ウェブサイトに掲載されている投資情報・戦略・内容に関しましては、投資勧誘・商品の推奨を目的にしたものではありません。実際に登録・投資・商品の購入などを行う際は、当ウェブサイトの情報に全面的に依拠して投資判断を下すことはお控えいただき、登録・投資・購入などに関するご決定はお住まいの国や地域の法律に従って皆様ご自身のご判断で行っていただきますようお願いいたします。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース

JCB:ブロックチェーン決済基盤構築に向け「Paystand」とMOU締結

ファイルコイン財団:インターネットアーカイブに「10億円相当のFIL」を寄付

米人気投資アプリ「Robinhood」カルダノ・エイダ(ADA)をサポート

ASICS × Solana「限定モデルのランニングシューズ」を発売|STEPNで利用可能なNFTも

【NEM/XEM】Symbol(XYM)スナップショットの「実施日延期」が正式に決定

新ブロックチェーン「Binance Smart Chain」のホワイトペーパー公開
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧
仮想通貨まとめ一覧

XDC Network(XDC)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

PROJECT XENO・GXEとは?基本情報・特徴・取扱う暗号資産取引所などを解説

Uniswap(ユニスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

価格上昇で注目が集まるミームコイン「PEPE」とは?基本情報・特徴など
