2014年設立の暗号資産取引所「bitbank(ビットバンク)」は、国内の現物取引高でアルトコインに限定するとシェア率No.1を獲得しています。
この記事では、bitbankの基本情報やサービス内容、取扱銘柄・手数料、口座開設の流れ、メリット・デメリットを整理します。
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bitbank(ビットバンク)とは
bitbank(ビットバンク)とは、2014年5月に設立されたビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・XRPなどの仮想通貨を売買することができる暗号資産(仮想通貨)取引所です。仮想通貨投資の初心者から上級者までが使用できる、シンプルかつ高性能な取引ツールを提供している同社は、国内の現物取引高においてアルトコインに限定するとシェア率No.1(2025年5月〜2026年4月のJVCEA統計情報・自社調べ)を獲得しています。
2026年10月時点では合計44種類の仮想通貨を取り扱っており、暗号資産の取引所・販売所・信用取引サービスや、自分が保有している仮想通貨を同社に貸し出すことによって”追加の利用料”を受け取ることができる「暗号資産を貸して増やす」などのサービスも提供しています。
ビットバンクは取扱銘柄の拡充にも積極的に取り組んでおり、取引画面に表示されているチャートでは80種類以上のインディケータを表示させることもできるため、頻繁にトレードする仮想通貨トレーダーなどに魅力的な取引所となっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | ビットバンク株式会社 |
| 設立 | 2014年 |
| 金融庁登録 | 暗号資産交換業者(登録済み) |
| 取扱銘柄数 | 44銘柄(2026年10月時点) |
| 取引手数料(取引所) | Maker −0.02%(リベート)/ Taker 0.12%(BTC/JPYはMaker 0.00%/Taker 0.10%) |
| 日本円出金手数料 | 550円(3万円未満)/ 770円(3万円以上) |
| 暗号資産出庫手数料 | 銘柄による |
| 公式サイト | bitbank.cc |
取り扱う仮想通貨
bitbank(ビットバンク)が取り扱っている仮想通貨は、2026年10月時点で以下の44銘柄となっています(公式サイトの手数料・取扱ペアページで確認)。
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・エックスアールピー(XRP)
・ライトコイン(LTC)
・モナコイン(MONA)
・ステラルーメン(XLM)
・ビットコインキャッシュ(BCC)
・クアンタム(QTUM)
・ベーシック・アテンション・トークン(BAT)
・オーエムジー(OMG)
・シンボル(XYM)
・チェーンリンク(LINK)
・ボバネットワーク(BOBA)
・エンジンコイン(ENJ)
・ポリゴン(POL)
・ポルカドット(DOT)
・ドージコイン(DOGE)
・アスターネットワーク(ASTR)
・カルダノ・エイダコイン(ADA)
・アバランチ(AVAX)
・アクシーインフィニティ(AXS)
・フレア(FLR)
・ザ・サンドボックス(SAND)
・チリーズ(CHZ)
・エイプコイン(APE)
・ガラ(GALA)
・オアシス(OAS)
・ディセントラランド(MANA)
・ザ・グラフ(GRT)
・レンダー(RENDER)
・ビルドアルドビルド(BNB)
・アービトラム(ARB)
・オプティミズム(OP)
・ダイ(DAI)
・クレイトン(KLAY)
・イミュータブル(IMX)
・マスクネットワーク(MASK)
・ソラナ(SOL)
・サイバー(CYBER)
・コスモス(ATOM)
・トロン(TRX)
・ライブピア(LPT)
・スイ(SUI)
・スカイ(SKY)
サービスの種類・概要
暗号資産取引所
ビットバンク「暗号資産取引所サービス」のPC取引画面(画像:bitbank)
暗号資産取引所サービスは、他のユーザーとの間で日本円と暗号資産を交換したり、暗号資産同士を交換したりすることができるサービスです。ビットバンクの取引所サービスでは、自分が売買したい価格で取引板に注文を出すことができる「指値注文」と、取引板に並んでいる注文価格で即座に売買することができる「成行注文」という2種類の取引方法が提供されています。
また、2021年9月27日には「上昇時の指定価格到達時点で買い」「下落時の指定価格到達時点で売り」といった取引を行うことができる「逆指値注文・逆指値成行注文」の提供も開始されています。
さらに、取引画面に表示されているチャートでは「移動平均線・ボリンジャーバンド・一目均衡表」などといった80種類以上のインディケータを表示させることができ、トレンドラインなどを色分けして記載することも簡単にできる仕様となっています。
ビットバンクの取引所サービスは、様々な機能を搭載しつつ、比較的わかりやすいデザインで設計されているため、初心者の方でも気軽に利用できる設計です。取引所サービスでは、同社が取扱う全ての暗号資産を日本円との取引ペアで売買することができます(2024年11月時点)。
暗号資産販売所
ビットバンク「暗号資産販売所サービス」のPC取引画面(画像:bitbank)
暗号資産販売所サービス、ビットバンクとユーザーの間で暗号資産と法定通貨を売買することができるサービスです。販売所サービスでは、取引したい暗号資産を選択して数量を入力し「買う」または「売る」のボタンをクリックするだけで簡単に暗号資産を取引することが可能であり、スプレッドも業界最小水準で提供されています。
また、販売所画面でもシンプルな価格チャートが表示されているため、過去の値動きを確認しながら取引することができます。なお、ビットバンクの販売所サービスでは、同社が取扱う全ての暗号資産を売買することができます(2024年11月時点)。
暗号資産を貸して増やす(レンディング)
「暗号資産を貸して増やす」とは、ビットバンクとの間で暗号資産貸借取引契約を締結することによって「最大年率3%の暗号資産」を1年後に受け取ることができるサービスです。
1年間の満了期日を迎えると「募集月に貸出した仮想通貨」+「同社所定の利用料」を受け取ることができます。ビットバンクで口座開設を完了している方であれば、面倒な手続きを行うことなく、申込むだけですぐに利用することができるため、仮想通貨を長期的に保有している場合はこのサービスを利用することによってお得に資産を増やすことができます。
「暗号資産を貸して増やす」サービスは2024年11月時点で”ビットバンクが取り扱っている全ての暗号資産”に対応しています。
信用取引サービス(レバレッジ取引)
信用取引サービスとは、現金や暗号資産を保証金として差し入れることによって、現物の流動性を利用しながらレバレッジをかけた取引を行うことができるサービスです。
レバレッジとは「てこの原理」を意味する言葉であり、レバレッジ取引では担保となる資金を預け入れることによって、その担保に対して数倍の倍率を乗じた資金で取引を行うことができるようになっています。
レバレッジ取引は「現物を保有していなくても売りと買いの両方からポジションを持つことができる」という点も特徴で、仮想通貨の上昇・下落局面の両方で利益を狙うことができます。
ビットバンクの信用取引サービスでは、2倍のレバレッジをかけて「BTC、ETH、XRP」の日本円取引ペアで取引を行うことが可能で、売買手数料は「メイカー:-0.02%、テイカー:0.12%」に設定されています。
各種手数料
取引所の売買手数料
| 通貨ペア | メイカー手数料(*1) | テイカ―手数料(*2) |
| BTC/JPY | 0.00% | 0.10% |
| BTC/JPY以外の銘柄 | -0.02% | 0.12% |
(*1)メイカー:注文が取引板に並ぶことによって、結果として市場の流動性を作る取引のこと
(*2)テイカー:注文が取引板に並んだ既存の注文で約定することによって、結果として市場から流動性を取り除く取引のこと
※2026年2月2日時点の公式手数料表に基づく。キャンペーンなどにより一部通貨のメイカー・テイカー手数料の両方が「0%」となる場合があります。最新の手数料は公式サイトの手数料ページでご確認ください。
信用取引の手数料
【売買手数料その他費用等】
| 信用取引 売買手数料 | メイカー:-0.02%、テイカー:0.12% |
| 信用取引 建玉金利 | 0.04%/日(年率14.6%) |
【リスク想定比率/レバレッジ】
| 項目 | 個人 | 法人 |
| リスク想定比率 | 50% | 協会が公表するリスク想定比率を元に当社が算出 |
| レバレッジ | 2倍 | 1÷リスク想定比率(リスク想定比率の逆数) |
入出金手数料
| ネットワーク | 入金手数料 | 出金手数料 | |
| 日本円 | 無料(※3) | 550円/770円(3万円以上)(※4) | |
| BTC | Bitcoin | 無料 | 0.0006 BTC |
| LTC | Litecoin | 無料 | 0.0015 LTC |
| XRP | XRP | 無料 | 0.1 XRP |
| ETH | Ethereum | 無料 | 0.005 ETH |
| ETH | Arbitrum | 無料 | 0.00042 ETH |
| ETH | OP Mainnet | 無料 | 0.00042 ETH |
| MONA | Monacoin | 無料 | 0.001 MONA |
| BCC | Bitcoin Cash | 無料 | 0.001 BCC |
| XLM | Stellar | 無料 | 0.01 XLM |
| QTUM | Qtum | 無料 | 0.01 QTUM |
| BAT | Ethereum | 無料 | 45 BAT |
| OMG | Ethereum | 無料 | 5 OMG |
| XYM | Symbol | 無料 | 2 XYM |
| LINK | Ethereum | 無料 | 0.5 LINK |
| BOBA | Ethereum | 無料 | 17 BOBA |
| ENJ | Ethereum | 無料 | 14 ENJ |
| POL | Polygon | 無料 | 1.4 POL |
| DOT | Polkadot | 無料 | 0.05 DOT |
| DOGE | Dogecoin | 無料 | 5 DOGE |
| ASTR | Astar | 無料 | 2.5 ASTR |
| ADA | Cardano | 無料 | 1 ADA |
| AVAX | Avalanche C-Chain | 無料 | 0.01 AVAX |
| AXS | Ethereum | 無料 | 1.1 AXS |
| FLR | Flare | 無料 | 5 FLR |
| SAND | Ethereum | 無料 | 12 SAND |
| SAND | Polygon | 無料 | 2.2 SAND |
| APE | Ethereum | 無料 | 1.5 APE |
| GALA | Ethereum | 無料 | 200 GALA |
| CHZ | Ethereum | 無料 | 58 CHZ |
| OAS | Oasys | 無料 | 30 OAS |
| MANA | Ethereum | 無料 | 13 MANA |
| GRT | Ethereum | 無料 | 26 GRT |
| RENDER | Solana | 無料 | 0.2 RENDER |
| BNB | BNB Smart Chain | 無料 | 0.0016 BNB |
| ARB | Arbitrum | 無料 | 0.64 ARB |
| OP | OP Mainnet | 無料 | 0.32 OP |
| DAI | Ethereum | 無料 | 10 DAI |
| DAI | Arbitrum | 無料 | 0.68 DAI |
| DAI | OP Mainnet | 無料 | 0.68 DAI |
| KLAY | Klaytn | 無料 | 1.4 KLAY |
| IMX | Ethereum | 無料 | 5.3 IMX |
| MASK | Ethereum | 無料 | 2.8 MASK |
| SOL | Solana | 無料 | 0.009 SOL |
| CYBER | OP Mainnet | 無料 | 0.11 CYBER |
| TRX | Tron | 無料 | 3 TRX |
| LPT | Ethereum | 無料 | 1.2 LPT |
| ATOM | Cosmos | 無料 | 0.2 ATOM |
| SUI | Sui | 無料 | 0.2 SUI |
| SKY | Ethereum | 無料 | 140 SKY |
(*3)銀行への入金時の振込手数料は自己負担
(*4)登録銀行口座が誤っていた場合はユーザー口座へ日本円が返金されるが、出金手数料は返却されない
※2026年2月2日時点の公式手数料表に基づく。暗号資産の出金手数料は変動するため、最新の情報は公式サイトの手数料ページでご確認ください。
その他の手数料
| 口座開設費用 | 無料 |
| 口座維持費用 | 無料 |
口座開設の流れ
bitbank(ビットバンク)の口座開設は無料で、スマートフォン1台・最短1分で完了します。マイナンバーカードや運転免許証などICチップ内蔵の本人確認書類があれば、写真撮影も不要で、その場で本人確認が完了する仕組みになっています(2026年10月時点・公式サイト確認)。
STEP1. アプリのダウンロードとメールアドレスの登録
アプリのダウンロードからメール認証までの流れ(画像:bitbank)
ビットバンクアプリをダウンロードし、アプリを開いて新規登録ボタンからメールアドレスを登録します。登録したメールアドレス宛に届くリンクをクリックすると次のステップに進みます。
STEP2. 本人確認(eKYC)
本人確認書類の選択からオンライン本人確認(eKYC)までの流れ(画像:bitbank)
本人確認書類の種類を選択し、スマートフォンで書類のICチップを読み取らせたうえで、氏名・住所などの基本情報を入力して送信します。ICチップの読み取りに対応した書類・端末であれば、その場で本人確認が完了します。
※利用するスマートフォンや本人確認書類の種類によってはICチップの読み取りに対応しておらず、申請内容次第で本人確認に数日を要する場合もあり、その際はマイナンバーカード以外での口座開設方法を公式サイトのガイドで確認できます。
STEP3. 取引開始
本人確認が完了すればそのまま取引を開始できます。取引前に、資産を安全に守るため「パスキー」などのセキュリティ設定を済ませておくことをおすすめします。
ビットバンクのメリット
国内アルトコイン取引量「No.1」の板取引
bitbank(ビットバンク)は、仮想通貨の取引手数料が安く(メイカー手数料はマイナス)、スプレッド(売付価格と買付価格の差)も狭いため、取引も活発に行われており、国内の現物取引高において、アルトコインに限定するとシェア率No.1を獲得しています(2025年5月〜2026年4月のJVCEA統計情報・自社調べ)。
一部の仮想通貨取引所ではスプレッドが大幅に開いている場合もありますが、ビットバンクは「メイカー手数料マイナス」を採用しているため「売り注文」と「買い注文」が多く入っており、その価格差も狭いため、短期トレードでも利益を出しやすい設計となっています。
「メイカー手数料マイナス」を採用
「メイカー手数料がマイナス」というのはビットバンクの大きな利点の1つです。成行注文で取引する場合には、取引ごとに手数料を支払う必要がありますが、指値注文を出して取引が成立した場合には0.02%の手数料を受け取ることができます。
指値注文で安定して利益を出せる方であれば、ビットバンクの指値注文を利用して取引することによって「マイナス手数料」と「取引」の両方で利益を得ることができます。
創業以来ハッキングゼロ件のセキュリティ
bitbank(ビットバンク)は、オフラインで暗号資産を管理する「コールドウォレット」を採用しており、送金時に複数の署名を必要とする「マルチシグ」も採用することによってハッキングなどの被害に対処しています。
セキュリティ対策に力を入れている同社は、創業(2014年)以来、独自セキュリティによってハッキング被害ゼロ件を継続しています(2026年10月時点・公式サイト確認)。アカウント側の対策として「パスキー」によるログインにも対応しており、パスワードの使い回しや総当たり攻撃による不正アクセスのリスクを下げることができます。
高性能チャート・豊富な銘柄・即時出金
bitbank(ビットバンク)は、仮想通貨取引を行う際に使用できるツールが充実しているという点でも魅力的です。世界中のトレーダーに利用されている高性能チャート「TradingView」を採用し、70種類以上のテクニカル分析を利用できます。
同社が提供しているスマホ向けアプリにも豊富な機能が搭載されているため、外出先でも気軽に取引することができます。加えて業界初の「日本円の即時出金」(24時間365日対応)にも対応しており、急に日本円が必要になった場合でも対応しやすい点も特徴です(2026年10月時点・公式サイト確認)。bitbankは2026年の「オリコン顧客満足度®調査」暗号資産取引所現物取引部門で第1位を獲得しています。
サイト・サービスが安定している
日本国内の一部の暗号資産取引所では大規模な価格変動時やアクセスが集中した際などに『取引所サービスにアクセスできない』といった問題が発生する場合があり、突然臨時メンテナンスが実施される場合もあるため『価格が暴落・高騰しているのに取引することができない』という事態に陥ってしまう可能性があります。
しかしビットバンクは長期的に安定してサービスを提供し続けており、その他の取引所が『アクセスが困難になっている』といった発表を行っている場合でもビットバンクは通常通り利用できることが多いため、ユーザーからも高い評価を受けています。
ビットバンクのデメリット
提供されているサービスが少ない
bitbank(ビットバンク)では「取引所・販売所・信用取引サービス」と「レンディングサービス」が提供されているものの、その他の仮想通貨取引所で提供されている「仮想通貨積立・仮想通貨決済」などといったサービスは提供されていません。
仮想通貨取引・レンディング・信用取引のみを利用したい場合には、最適な仮想通貨取引所ですが、積立・決済などといったその他のサービスも利用したい場合には別の取引所を選ぶ必要があります。
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用































