エイプコインとドージコインがミームコイン採用を先行。ビッグアイズコインは同じ道を辿ることができるか?
仮想通貨業界では特にミームコインの分野が熱くなっています。その原動力となったのは「イーロン・マスク氏によるTwitterの買収」で、これによって組織内でドージコイン(DOGE)が受け入れられる可能性があると注目が集まっています。イーロン・マスク氏が率いるテスラ社はすでにスーパーチャージャーネットワークでDOGEを受け入れており、特定の商品購入でもDOGEが利用可能となっています。
一方「the Otherside」のメタバース経済を推進するトークンであるエイプコインは、GucciやTag Heuerとの提携を発表しています。両社は自社製品の決済でAPEを受け入れるとされています。
エイプコインとドージコインはなぜ大規模採用されたのか?
エイプコイン(APE)はイーサリアムのブロックチェーン上に構築されたブルーチップNFTコレクションである「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」の作成企業が発行したパラレル通貨です。このNFTは価格・知名度・コミュニティの点で他のどのコレクションよりも優れているため、様々な業界の大物たちを魅了しており、スヌープ・ドッグ、ネイマール、トム・ブレイディなどといった多くの有名セレブがこの高く評価されたNFTを所有しています。
APEはファッション業界とのコラボレーションを大々的に発表しました。高級ファッションブランドであるGUCCI以外に誰がこの期待に応えられるでしょうか?このようなコラボレーションはミームコインが現代社会で真に有用であることを証明しています。
しかしドージコインの場合は少し違い、市場に登場した最初のミームコインとして、ブロックチェーン業界で重要な「先行者利益」の恩恵を受けています。DOGEはインターネット上で大流行したDOGEミームを利用して、非常に早く強力なコミュニティを確立しました。
億万長者としても知られる起業家のイーロン・マスク氏がこの通貨を採用したことによって、DOGEは歴史的な輝きを放ちました。DOGEは現在、Twiterのサブスクリプションサービスやその他多くの収益手段としても検討されています。
同じようなコラボを確立できるミームコインはどれか?
エイプコインを見ると、強力なコミュニティが実世界での普及を後押ししていることは明らかです。通貨の価値は消費者の支持から生まれます。APEの場合は、NFTコレクションが信じられないほどの成功を収めたため、ファッション業界とのコラボレーションが企業レベルで実現可能で、利益を生む事ができると判断されたのです。
DOGEはイーロン・マスク氏が好む通貨であり、ミーム文化に支えられています。では、もっと新しいプロジェクトはどうでしょうか?
ビッグアイズコインを例にあげます。このコインはスタートアップがプレセールを行なっているミームトークンです。ビッグアイズについてよく知らない方のために説明すると、ビッグアイズは市場で最もキュートな猫で、犬と戦おうとしています。犬が飽和状態にある市場において、可愛いコミュニティ主導の猫は、ミームコイン市場が次の強気相場で必要とするものであるかもしれません。
これまでに900万ドル以上を調達したビッグアイズは、まだローンチしていないにも関わらずすでに圧倒的なコミュニティを形成しています。このトークンを取り巻く熱狂には正当な理由があります。ミームコインが社会や企業で採用されるために強力なコミュニティが必要であることはこれまでに述べてきたとおりです。
ビッグアイズのコミュニティは急成長しているだけでなく、まだ発見されていない市場をリードしているのです。ミームコイン産業でこの猫が成長する余地はどれくらいあるでしょうか。ポートフォリオにAPEを組み込むスペースがあるのであれば、猫のためのスペースも確保することができるでしょう。ビッグアイズのコミュニティは、ビッグアイズが次の強気相場で急成長することに大きく賭けています。
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