カルダノ基盤のラップドビットコイン「cBTC」がメインネットに登場:anetaBTC
カルダノ基盤のBTC連動ステーブルコインが稼働
カルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーンを用いたラップドビットコイン「cBTC」を開発している「anetaBTC」は2023年8月9日に、cBTCが正式にメインネットで利用可能になったことを発表しました。
Bitcoin, meet Cardano.
— anetaBTC ? Mainnet Incoming (@anetaBTC) August 8, 2023
We’re excited to announce mainnet is now LIVE ?
Mainnet below ⛅️?https://t.co/j6vHNUKIlL pic.twitter.com/Li81Pr8fpn
ビットコイン、カルダノと出会う
メインネットの稼働をお知らせできることを嬉しく思います ?
メインネットはこちらから ⛅️?
app.anetabtc.io
cBTCは、コイン1枚の価値が1BTCと連動するように設計された「カルダノ基盤のビットコイン連動型ステーブルコイン」であり、anetaBTCの公式サイトから"ラップ"と呼ばれる作業を行うことによって取得することが可能となっています。
anetaBTCでは記事執筆時点で以下4種類のウォレットを接続することが可能で、ウォレット接続後は変換したいBTC数量を入力して、指示に従いながら対象アドレスにBTCを送金することによってcBTCへの変換を行うことができるとされています。
- Eternl
- Nami
- Flint
- Yoroi
ただし、BTCを送金する際にはメタデータを簡単に入力できるビットコインウォレット「Moonshine Wallet」を使用して「Message (Optional)」の欄に「指定されているウォレットのエンタープライズアドレス」を入力する必要があるとも説明されているため注意が必要です。
この注意点については、ラップ作業時に英語で画面上に表示されますが、この画面では「エンタープライズアドレスにのみcBTCをミントすることが可能で、BTCトランザクションのメッセージ欄への入力がない場合はcBTCを受け取れない」と説明されているため十分注意するようにしましょう。
なお、anetaBTCではBTCをcBTCに変換する「Wrap」と、cBTCをBTCに変換する「Unwrap」の機能が提供されているため、変換したcBTCをBTCに戻すことも可能となっています。
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