公式装う詐欺トークン「X Token」に要注意|Facebookなどにも広告掲載

by BITTIMES

詐欺トークン「X Token」の広告がフェイスブックに

X(旧:Twitter)の公式仮想通貨であるかのように装った詐欺トークン「X Token」の広告が、フェイスブックやインスタグラムに掲載されていることが明らかになりました。

複数の報告によると、Xトークンの広告では「X」や「イーロン・マスク氏」に関連しているかのように装った詐欺トークン『X Token』のプレセールに関する宣伝が行われていると伝えられています。

この詐欺広告では「Xのロゴマーク」や「イーロン・マスク氏の画像」が使用されており、Facebookの広告として詐欺広告が掲載されていることも報告されています。

Facebookは「X Token」という名称の詐欺仮想通貨を宣伝しています。

「Xトークンの詐欺」に関する報告内容

報告によると、掲載されている詐欺広告にページには「X Tokenのプレセールに参加することによって、取引所上場前にX Tokenを安い価格で購入できる」といった内容が書かれているとのことです。

このサイトには「SpaceX・OpenAI・Twitter・Neuralink・Tesla」などのロゴも記載されており、プレセール終了までの期間を表すカウントダウンタイマーなども掲載されていると伝えられています。

カウントダウンタイマーなどは仮想通貨のプレセールサイトで広く採用されていますが、「X Tokenのプレセールページは詐欺であり、BTC・ETH・USDTなどで支払いが求められるが、実際に購入代金を支払ってもX Tokenを受け取ることはできない」と報告されているため注意が必要です。

「Xはコイン・トークン・仮想通貨を発行しない」

「X Token」はX公式トークンである雰囲気を醸し出していますが、Xの会長兼CTOであるイーロン・マスク氏は『Xは仮想通貨やトークンを発行しておらず、今後も発行することはない』ということを繰り返し述べているため、このトークンはXの公式トークンではないことがわかります。

マスク氏は今年8月5日に「Xは仮想通貨・トークンを発行しておらず、今後も発行しない」ということを断言していましたが、8月31日には「Xはコインを発行しない」ということが再度確認されています。

【@cb_doge】
𝕏はいかなるコインも発行する予定はない。チームは代替通貨ではなく、実際のお金をアプリ上で使えるようにすることに重点を置いている。

【@elonmusk】
正しい。

フェイスブックなどに掲載されている「X Token」の広告は有料広告であるため、詐欺師が広告掲載費をフェイスブックに支払って掲載を依頼し、フェイスブック側の審査を通過してしまったことによって広告が掲載されていると考えられます。

このような詐欺広告は以前から様々なプラットフォームで掲載されており、場合によっては詐欺かどうかを見分けるのが困難なケースも存在するため、実際にトークンを購入したり、投資する際には自分自身でしっかりと内容を調査して判断することが重要です。

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