リップルコインの最新情報と今後、何倍になるのか?

by BITTIMES

日本最大の銀行、三菱UFJ銀行が参加を表明したしたことにより、その存在感と価値を一気に上昇させた暗号通貨リップル( XRP )。
今回の一件でリップルの価値は、VISA と同レベルにまで引き上げられたという報道もあるほど大きなターニングポイントになった。
また、三菱UFJ銀行が参加したのは、GPSG(グローバル・ペイメント・ステアリング・グループ)と呼ばれるリップルが主催のプロジェクトである。
同グループへ参加している銀行は、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、サンタンデール、スタンダード・チャータード、ウエストパック・バンキング・コーポレーション、ロイヤル・バンク・オブ・カナダなど名だたる銀行がリップルを銀行間取引に使用することを発表した。
なぜ、金融システムの頂点である銀行がたった 1つの暗号通貨をこぞって使用しようとしているのか、その理由を調べていきたい。

そもそもリップルコインとは?

リップルという言葉は、暗号通貨の ripple(リップル)のことを一般的に指しているが、正式には「 Ripple, Inc.(リップル株式会社)」という会社が提供する「リップル・トランザクション・プロトコル」というサービスの全体の総称である。
Ripple, Inc. が提供しているサービスは、
・暗号通貨リップル( XRP )
・リップルネットワーク(電子記録)
・電子ポイント( IOU )
・暗号通貨間トレードシステム
であり、以上のサービスをまとめてリップルと呼んでいる。
このうちの 1つのサービスである暗号通貨リップル( XRP )を「リップルコイン」と呼ぶ人もいるが、正式な名称ではない。
あくまで全てのサービスそのものがリップルであることを覚えておいていただきたい。

リップルの仕組み

リップル( XRP )は発行枚数の上限がビットコインのように決まっており、総計で「 1000億XRP 」である。
また、徐々に発行されていくビットコインと異なり、リップルは「すでに 1000億XRP 発行済み」である。
この発行済のリップルを所有しているのはリップル社以外の企業が約353億XRPを保有し、残りの約646億XRPをリップル社が管理している。
ただし発行枚数が多いと言っても、ビットコインのように小数点 8桁まで分割はできず、小数点 6桁までの分割になるので、正式な発行枚数はビットコインの「 50倍」ほどである。

ブリッジ通貨とは?

リップルの暗号通貨としての役割を理解する場合、最も重要な概念が 「ブリッジ通貨」という概念である。
リップルはいわば「送金・両替専用通貨」とも捉えられ、通常「円→ドル」とお金を送金・両替する場合は大きな手数料がかかってしまう。
これは「送金銀行→日本中央銀行→送金コルレス銀行→受取コルレス銀行→アメリカ中央銀行→受取銀行」と送金と受け取り間に 4つもの銀行が入っているためである。
ここでリップルを間に挟むことで「円→リップル→ドル」となって、リップルが最短の取引が可能になる。それぞれの通貨の橋渡しの動きをするのでリップルは「ブリッジ通貨」と呼ばれている。
これによって通常通貨の取引に発生する「手数料・送金手数料」などの余分なコストの解消される。
また、広範囲に利用できることで一定の「価値の保証」が可能になる。
リップルの価格がずっと安定傾向にあるのは、これが理由である。
通常通貨、暗号通貨に関係なく、リップルは全ての通貨の送金・両替を行うことができる。

リップルの最新情報

冒頭でお話した GPSG は「近代金融システムの基礎」となるほど大きなプロジェクトである。
同グループは、リップル支払い取引ルールの作成と管理からリップルを使用した場合の基準の確定、拡大に対応可能な支払いシステムのアップデートなどを取りまとめる。
GPSG は暗号通貨と既存の銀行システムを取りまとめる世界初のグループであり、今後の現代的な金融システムの土台となることは間違いない。
グループの主な活動は、暗号通貨業界では実現が難しかった「厳格に決められたルール」と「安定した運営をするためのガバナンス」を作り上げる事と言われている。
リップルの安定的な運営によって、銀行はグローバル間の取引でもなリアルタイムで決済が実行可能になり、さらに保証が行われる。
リップルは、現在の暗号通貨業界のネックである「リスク・保証」の問題を最小限に抑える立ち位置なのである。

リップルは今後はどうなるのか?

GPSG の会長であり、預託信託会社(DTCC)の元社長兼最高経営責任者 Don Donahue氏はリップルの存在意義を語った。

「大手銀行がブロックチェーンを使用し、国境を越えて送金を管理する政策を策定したのはこれが初めてであるため、GPSGの創設は重要です。」
「今日の未来の決済ネットワークを構築している先見的な指導者グループの一員になって非常に興奮しています」

この発言は大手銀行がリップルと協力して、決済時間とコストを削減するとともに、低価格で安全なグローバル取引を行なっていくことの表明であり、決意である。
暗号通貨業界での基軸通貨としてのポジションをビットコインが取ったように、リップルは「全通貨の橋渡し」としてのポジションを勝ち取ったという事だ。
リップルは価格が安定しやすく設計をされているため、今後価格が数万倍という上昇を見せる可能性は低いが、安定的な上昇で数倍になる可能性は十分にある。
暗号通貨のリスクヘッジとして、リップルを保有しておくことも一つの手としてありだと考える。

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