仮想通貨を“預けて増やす”新サービス登場
ミライウェルスマネジメント株式会社は2025年10月31日、暗号資産(仮想通貨)レンディングサービス「RENKIN」の提供開始を発表しました。
同社はAIフュージョンキャピタルのグループ会社で、暗号資産の投資・レンディングやWeb3関連事業の企画・運営、ブロックチェーン技術を活用したサービスやシステム開発など、多岐にわたる事業を展開しています。
発表によると、RENKINはユーザーが暗号資産を貸し出すことで毎月利息を受け取れるサービスで、個別の要望に応じたプランや競争力のある利率が特徴です。
近年、暗号資産は投資や決済にとどまらず企業の財務戦略にも活用される事例が増えており、長期保有中の資産を効率的に活用する必要性が高まっています。
RENKINはこうしたニーズを背景に「暗号資産の貸与を通じてインカムゲインを得る新たな資産運用手段として活用できる」と説明しています。
WLD、預けて増やす「Vault機能」
RENKINの取扱通貨
画像:ミライウェルスマネジメント発表より引用
RENKINで利用可能な暗号資産と各貸借利率は以下のとおりです(2025年10月31日時点)。
- ビットコイン(BTC):5.00%
- イーサリアム(ETH):5.00%
- ソラナ(SOL):4.00%
- USDコイン(USDC):7.00%
- テザー(USDT):7.00%
貸借利率は市場環境に応じて定期的に見直される見通しです。
RENKINがもたらす利率最適化と運用自由度
RENKIN公式サイトでは、サービスの特徴のひとつとして、顧客ごとの要望に対応するカスタムプランを挙げています。
このカスタムプランは、暗号資産の貸出数量や契約期間などを踏まえて、ユーザーごとの需要に応じた最適な利率を提案する仕組みとなっています。
RENKINは途中解約にも対応しており、解約後は原則として7銀行営業日以内に貸出中の暗号資産が返還されます。
レンディングのメリットとして、利息による暗号資産の数量増加に加え、貸出中の価格上昇によって運用益を得られる可能性も挙げられています。
また、貸出期間は最短30日に設定され、最長期間の制限はなく、長期の複利運用にも対応していると説明しています。
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Source:ミライウェルスマネジメント発表 / RENKIN公式サイト
サムネイル:AIによる生成画像




























