
バヌアツの証券取引所DSTOQ:ライセンスを受けた仮想通貨取引プラットフォームを公開
バヌアツ共和国の証券取引所であるDSTOQは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨を使って、株式、債券、石油、金などのトークン化された証券を取引するためのライセンスを取得し、実際にそれらの資産に投資することができるプラットフォームを構築しています。
南太平洋の島国であるバヌアツは、仮想通貨関連の新たな一歩を踏み出しました。
同国の証券取引所であるDSTOQは、バヌアツ政府から仮想通貨やセキュリティトークンの取引を行うためのライセンスを取得しました。バヌアツは連邦共和国のメンバーであるため、欧州の管轄区域でのみ有効となります。
ステラ(Stellar/XML)ブロックチェーンのテストネット上で実行されるDASTOQのプラットフォームでは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、独自発行されたトークンである「DSQトークン」を使用して、株式、債券、石油、金などのトークン化された証券のピア・ツー・ピア(P2P)取引を行うことができます。
すべての注文、取引、ウォレットはStellarブロックチェーン上で管理されており、仲介手数料がかからないため、安い料金で取引を行うことができ、取引は従来の証券取引所よりも最大10万倍速くなります。
DSTOQチームは、元ブルームバーグ株式アナリストであるCraig McGregor(クレイグ・マクレガー)氏が率いており、VISA、シュツットガルト証券取引所、IBM、Rocket Internetなどの企業の経験豊富なチームによってサポートされています。
DSTOQの共同設立者であるマクレガー氏は、MVP(Minimum viable product)プラットフォームのリリースについて次のようにコメントしています。
この世界に関わる多くの企業は、セキュリティトークン取引のためのプラットフォームを立ち上げると主張していますが、詳細を見ても、実際にはまだライセンスを取得していません。私たちは2018年1月にライセンスを取得したことを誇りに思っています。MVPを開始することは私たちのためだけでなく、仮想通貨業界全体のための巨大なマイルストーンでもあります。
実世界の資産をトークン化することは、仮想通貨を主流の金融市場にもたらすための重要なステップです。私たちは完全なライセンスを受けたプラットフォームでこれを達成した最初の企業であることを誇りに思っています。DSTOQでの取引を今後数ヶ月以内に開始し、世界中の投資家により成長する機会を提供できることを大変嬉しく思っています。
ビットコインなどの仮想通貨やセキュリティトークンの取引は徐々に正式に取引ができるようになりつつあります。先月は『ブロックチェーン・アイランド』と言われるマルタ共和国でセキュリティトークンに特化した新しい仮想通貨取引プラットフォームである「OKMSX」を立ち上げたことが発表されました。世界中の島国で加速する仮想通貨への取り組みには今後も注目が集まります。
OKMSXに関する記事はこちら
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