ビットコイン(BTC)以外の仮想通貨を意味する「アルトコイン」ですが、7月18日時点でイーサリアム(ETH)やリップル(XRP)、カルダノ(ADA)などの価格が高騰しており、シーズン到来は確定だという声が多く出ています。
市場が盛り上がる中、大きなリターンを狙う投資家たちは、次に爆上がりが期待できる新興銘柄を模索しています。
そこで今回は、そういった投資家たちが夏のアルトコインシーズンに狙っている新しい仮想通貨を5つ厳選してご紹介します。
投資家たちの中には、これらの銘柄が取引所へ上場した後に、急成長を遂げると信じている人もおり、現在実施されているプレセール(先行販売)には大きな注目が集まっています。
アルトコインシーズン到来、火付け役はETH
14日に12万3,091ドルという史上最高値を更新したビットコインですが、仮想通貨市場におけるBTCの優位性が、65%から62%へと下がっており、アルトコインシーズン到来への期待感が一層高まっています。
主要アルトコインに注目してみると、過去24時間でリップルが7%、カルダノが4%と、ビットコインの上昇率を上回っています。
また、ミームコイン市場も時価総額が830億ドルを超えて強気相場に入っており、過去24時間ではドージコイン($DOGE)が11%の高騰を記録しています。
一部の投資家は、アルトコインシーズンはすでに到来していると見ており、ビットコインはこのまま優位性を60%まで下げ、多くのアルトコインが史上最高値に向けて価格を高騰させる可能性が高いと予想しています。
今回の強気相場の火付け役となったのは、ビットコインに次ぐ仮想通貨として知られるイーサリアムで、ここ数日で3,000ドル台を突破して勢いをつけ、現在は3,600ドル台を安定的に推移しています。
ブラックロックが、同社が運営するイーサリアム現物ETFに、ステーキングの機能を追加する計画があるという報道もされており、イーサリアムを始めとするアルトコインシーズンは、長期的に続くという意見が多く出ています。
(1)Bitcoin Hyper
Bitcoin Hyper($HYPER、ビットコインハイパー)は、その名の通り、ビットコインに強い関連性を持つイーサリアム系の新しい仮想通貨です。
トップ仮想通貨として、市場を先導しているビットコインですが、古いブロックチェーン技術を使っているため、取引遅延や手数料高騰が深刻化しています。
そういったビットコインの取引問題を解決するために、Bitcoin Hyperは新しいソラナの仮想マシン(SVM)を搭載したレイヤー2ネットワークを開発しており、ビットコインを数秒で、そして手数料はほぼ無料で取引することを可能にしました。
$HYPERトークンを保有すると、すでに持っているビットコインを指定アドレスに送信するだけで、同等の価値を持つラップドビットコインをすぐに受け取ることができます。
このラップドビットコインは、ビットコインと同様に支払いなどに利用することができ、出金リクエストを行うことで、いつでも元のビットコインに戻すことが可能です。
このレイヤー2技術によって、これまで難しいと言われていたDeFiやNFT、ゲーム分野で、ビットコインを利用することができるようになります。
$HYPERトークンは、ビットコイン関連の有望銘柄として注目を集めており、実施中のプレセールは、すでに330万ドル(約4億円)を超える資金調達に成功しています。
(2)TOKEN6900
TOKEN6900($T6900、トークン6900)は、すでに成功を遂げたSPX6900($SPX)をモデルに、実用性ゼロをコンセプトに掲げる斬新なミームコインです。
最近のミームコイン市場では、バズっているキャラクターやネタをテーマにするだけでなく、新機能やサービスを提供するなど、実用性の高いプロジェクトが成長すると言われています。
しかしながら、TOKEN6900はこういった市場トレンドにNOを突きつけ、機能やサービスは一切搭載しないと宣言しています。
その理由は、投資家の「脳腐れ(ブレインロット)」を防ぐため。
脳腐れというのはネットスラングで、ショート動画などを大量に見ることで、思考力が低下するという理論に基づいた皮肉表現です。
開発チームは、爆上がりを求めて毎日仮想通貨の値動きをチェックしたり、ウォレットをたくさん管理していては、投資家の脳が腐ると主張し、$T6900への参加を促しています。
実施中のプレセールには、すでに68万ドル(1億円)を超える資金が集まっており、500万ドルを達成したらプレセールを終了させるという独自ルールを設けているため、早期参入を検討している投資家が購入を検討しているようです。
(3)Snorter Bot
Snorter Bot($SNORT、スノーターボット)は、ソラナとイーサリアムのマルチチェーンに対応した取引ボットを開発する新しい仮想通貨です。
この取引ボットは、Telegram上で簡単に操作できるため、仮想通貨への投資が初めてという初心者層からも高い需要が見込まれています。
日々大量のプロジェクトが立ち上げられる現在の仮想通貨市場では、最新情報にいち早くアクセスして、適切なタイミングで売買を行うのは、人間の力では難しく、取引ボットの使用が主流になりつつあります。
Snorter Botでは、新規銘柄を安値で素早く購入するスナイピング機能や、優秀な取引を模倣するコピートレーディング機能、ラグプルやハニーポットなどの悪質な仮想通貨を検出するセキュリティ機能を備えています。
また、$SNORTトークン保有者は、0.85%(業界平均は1〜2%)という安い取引手数料や、特別報酬、ガバナンス権を楽しむことができます。
現在行われているプレセールは、すでに200万ドル(約2億円)を超える資金を調達しており、夏のアルトコインシーズンで取り入れたい有望ツールの1つとして、注目を浴びています。
(4)Best Wallet Token
Best Wallet Token($BEST、ベストウォレット・トークン)は、先日WalletConnectから正式な認定を受けた次世代ウォレット、Best Wallet(ベストウォレット)の独自トークンとして登場しました。
Best Walletは、60種類を超えるブロックチェーンと連携し、300以上の分散型取引所(DEX)と30以上のクロスチェーンブリッジにも対応しているため、迅速かつコストを抑えたスムーズな取引を可能にしています。
セキュリティ面にも注力しており、最近急増しているウォレットの不正アクセスに備えて、Fireblocks社のMPC-CMP(マルチパーティ計算)技術を採用。
ユーザーの秘密鍵は、複数のパーツに分けて暗号化された状態で保管されており、安全性が強化されています。
また、多機能ながらもモバイルアプリで一括管理できる直感的な操作性を備えており、送金やスワップ、トークンの管理などのあらゆる機能を、仮想通貨に不慣れなユーザーでも簡単に利用することができます。
$BESTトークンを保有していると、アプリ内の取引手数料が割引になる他、前述した$HYPERや$T6900などの新興銘柄に、いち早くアクセスできる「Upcoming Tokens」機能を利用できるようになります。
現在進行中のプレセールでは、すでに1,390万ドル以上(約20億円)の資金が集まっており、$Snorter Botとともに夏に導入したい仮想通貨ツールとして、話題になっています。
(5)SUBBD Token
SUBBD($SUBBD、サブド)は、AIとブロックチェーンの技術を融合させたインフルエンサー向け配信プラットフォームを開発している仮想通貨プロジェクトです。
このプラットフォームでは、従来の配信サービスで発生していた高額な手数料(50%など)を、業界トップレベルに低い20%に設定しています。
これによって、インフルエンサーがより高い利益を得られる仕組みが構築されています。
また、AIが動画の編集作業や、ライブ配信、チャット返信を代わりにやってくれる機能もあり、インフルエンサーが効率的にコンテンツ制作できるよう、サポートしています。
$SUBBDトークンを保有することで、インフルエンサーはこれらのAI機能を自由に活用できる上、インフルエンサーのファンも、限定コンテンツへの優先アクセス特典を受けることができます。
現在行われている$SUBBDプレセールは、80万ドル以上(約1億円)の資金を調達しており、AI関連の有望トークンとしても注目されています。






























