ポルカドット(DOT)5つのパラチェーンが本格稼働「Astar・Acala・Moonbeam」など

by BITTIMES   

ポルカドット(Polkadot/DOT)は2021年12月18日に、第1回目のパラチェーンオークションが終了して今回のオークションで勝利を手にした「Acala、Moonbeam、Astar、Parallel Finance、Clover」という5つのプロジェクトがネットワーク上でブロック生成を開始したことを発表しました。これにより、ポルカドットの本格運用が正式に開始されたことになります。

こちらから読む:「暗号資産」関連ニュース

日本発プロジェクトもパラチェーン枠を獲得

ポルカドット(Polkadot/DOT)は2021年12月18日に、第1回目のパラチェーンオークションが終了して今回のオークションで勝利を手にした「Acala、Moonbeam、Astar、Parallel Finance、Clover」という5つのプロジェクトがネットワーク上でブロック生成を開始したことを発表しました。

Polkadotはチェーン間のコンセンサスや取引を行う中心的なプラットフォームである「リレーチェーン」と、リレーチェーンに繋がる独立したブロックチェーンである「パラチェーン」によって構成されていますが、『パラチェーンオークション』はこのパラチェーン枠をどのプロジェクトが使うかを決定するためのオークションとなっています。

「Parachainスロット」と呼ばれるパラチェーン枠は100個に限定されており、パラチェーンオークションで枠を勝ち取るためには一定期間内により多くのDOTを獲得する必要がありましたが、今回の第1回オークションでは合計約9,900万DOT(約2,700億円相当)が集まり、以下5つのプロジェクトが勝利を勝ち取ったと報告されています。

  • Acala(アカラ)
  • Moonbeam(ムーンビーム)
  • Astar(アスター)
  • Parallel Finance(パラレルファイナンス)
  • Clover(クローバー)

なお、今回選ばれたプロジェクトの1つである「Astar Network(アスターネットワーク)」はStake Technologies(ステイクテクノロジーズ)が開発する日本発のパブリックブロックチェーンプロジェクトでもあります。

今回のパラチェーンオークションに勝利した5つのプロジェクトは今後96週間に渡ってパラチェーン枠を借りることになっており、2021年12月23日頃(ブロック8263710)には「第2回目のパラチェーンオークション」が開始されるとも報告されています。

第2回目のパラチェーンオークションは合計6回に分けて行われることになっており、2022年3月11日頃(ブロック9388800)には落札された6個のパラチェーンが利用可能になる予定だと説明されています。

>>「Polkadot」の公式発表はこちら

2021年12月20日|Polkadot(DOT)の価格

Polkadot (DOT)
526.06 JPY (2.30%)
3.67 USD
RANK

22
MARKET CAP

¥824.48 B JPY
VOLUME

¥19.17 B JPY

ポルカドット(Polkadot/DOT)の価格は先月4日に6,250円付近まで上昇したものの、その後は下落傾向が続いており、2021年12月20日時点では「1DOT=2,774.04円」で取引されています。

2021年9月21日〜2021年12月20日 DOTの価格チャート(画像:CoinGecko)2021年9月21日〜2021年12月20日 DOTの価格チャート(画像:CoinGecko)

仮想通貨ニュース|新着

【英国初】スコットランドの学校、ビットコイン決済対応へ|BTC備蓄も視野NEW

【英国初】スコットランドの学校、ビットコイン決済対応へ|BTC備蓄も視野

マクドナルド、ビットコイン財務計画を巡って株主と経営陣で対立|SECは株主総会での除外を容認NEW

マクドナルド、ビットコイン財務計画を巡って株主と経営陣で対立|SECは株主総会での除外を容認

ノースカロライナ州、仮想通貨納税を認める法案を提出|対象銘柄の具体的条件も明記

ノースカロライナ州、仮想通貨納税を認める法案を提出|対象銘柄の具体的条件も明記

ニューハンプシャー・フロリダ州、ビットコイン準備法案が可決|米各州で広がる立法レース

ニューハンプシャー・フロリダ州、ビットコイン準備法案が可決|米各州で広がる立法レース

金融庁「暗号資産規制の方向性」ディスカッション・ペーパーを公表|意見募集開始

金融庁「暗号資産規制の方向性」ディスカッション・ペーパーを公表|意見募集開始

SHIBの米ドル連動ステーブルコイン「SHI」規制明確化の後にローンチか

SHIBの米ドル連動ステーブルコイン「SHI」規制明確化の後にローンチか

仮想通貨入門 - 基礎知識

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

市場分析・価格予想

トランプ大統領、中国を除いて関税90日間停止を発表|ビットコイン82,000ドルまで回復

トランプ大統領、中国を除いて関税90日間停止を発表|ビットコイン82,000ドルまで回復

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る