価格上昇で注目が集まるミームコイン「PEPE」とは?基本情報・特徴など

by BITTIMES   

2023年4月中旬にリリースされたミームコイン「ぺぺ(PEPE)」の新規上場が続き、大幅な価格上昇が続いていることから、仮想通貨業界で注目が集まっています。

この記事では、注目を集めているぺぺ(PEPE)の基本情報や特徴・取扱う暗号資産取引所などの情報を掲載しています。

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ぺぺ(PEPE)とは?

Pepe-Logo

ぺぺ(PEPE)とは、2023年4月17日頃にリリースされた新しいミームコインであり、マット・フュリー氏の漫画シリーズ『ボーイズ・クラブ』に登場するキャラクターである『カエルのペペ(Pepe the Frog)』をモチーフにしたミームコインとなっています。

ただし、PEPEは「Pepe the Frog」とは全く関係がなく、ホワイトペーパーも公開されていない娯楽目的のコインとなっており、公式サイトでも以下のような説明がなされています。

ぺぺは、マット・フュリー氏や彼の創作物である「Pepe the Frog」とは一切関係ありません。このトークンは、私たち全員が愛し、認識しているミームに敬意を表しているに過ぎません。

PEPEはミームコインであり、本質的な価値や金銭的な見返りを期待するものではありません。正式なチームやロードマップもありません。このコインは全く役に立たない娯楽目的のコインです。

PEPEの目的・特徴は?

ぺぺ(PEPE)の公式サイトでは「DogecoinShiba Inu・Floki Inu」などといったように続々と誕生している"犬系ミームコイン"に対する不満が示されており、『Inuの時代は終わった。世界で最も知名度の高いミームが"ミームの王"として君臨する時が来た』と書かれています。

PEPEは「プレセールなし・税金ゼロ・LP焼却・コントラクトの放棄」という特徴を持ってステルスにスタートした"永遠に人々のためのコイン"だと説明されており、"PEPEはミームコインを再び偉大なものにするために存在する"とも説明されています。

「プレセールなし」とは、"一般公開前にPEPEが販売されていないこと"を示しています。プレセールは初期投資家が安い価格でトークンを購入できるという利点がありますが、プレセールを開催しない場合はトークンを公平に分配できる可能性があります。

「税金ゼロ」とは、トランザクション(取引)を行う際に課せられるTAX(税金)をゼロにしていることを示しています。これによって、PEPE保有者は気軽に取引を行うことが可能で、取引量の増加や市場の活性化にもつながると期待されています。

「LP焼却」とは、PEPE総発行枚数の93.1%が流動性プールに送られ、LPトークンがバーン(焼却処分)される仕組みのことを示しています。PEPEのトークノミクスについては次の項目で記載しています。

「コントラクトの放棄」とは、運営のコントラクトが放棄されていることによって、PEPE開発者がプロジェクトを不正にコントロールできない仕組みになっていることを指しています。

PEPEのトークノミクス

PEPEは、イーサリアムのブロックチェーン上で取引されているデフレ型のミームコインで、総発行枚数は「420,690,000,000,000 PEPE」となっています。

この総発行枚数のうちの93.1%は流動性プールに送金されています。残りの6.9%はマルチシグウォレットで管理されていて、この残り分トークンは「中央集権型取引所への上場・ブリッジ・流動性プール」でのみ使用されると説明されています。

なお、このウォレットはウォレットアドレスを簡単な文字列に変換することができるサービスである"ENS"を用いたウォレットアドレス名「pepecexwallet.eth」で簡単に追跡することが可能となっています。

PEPEのロードマップ

PEPEのロードマップ(画像:PEPE)PEPEのロードマップ(画像:PEPE)

PEPEの公式サイトには簡単なロードマップも掲載されていますが、ここに書かれている目標の一部は既に達成されています。

フェーズ1の項目には「CoinGecko・CoinMarketCapへの掲載」「Twitterにおけるトレンド入り」などが含まれていますが、PEPEは既に「CoinGecko・CoinMarketCap」の両方に掲載されていて、2023年4月末にはTwitterで「$PEPE」がトレンド入りしたことも確認されています。

フェーズ2の項目には「中央集権型取引所への上場」「10,000人以上のホルダー獲得」「PEPE保有者向けDiscordグループ"Pepe Palace"の開設」「Pepe Timesデジタルニュースレター」などが含まれていますが、PEPEは既に複数の大手暗号資産取引所にも上場しています。

フェーズ3の項目には「マーチャンダイズ・アカデミー・ツール・ティア1取引所への上場・100,000人以上のホルダー獲得・ミームの買収」などの項目が記載されています。

PEPEが注目されている理由は?

ぺぺ(PEPE)が注目されている理由としては「大手暗号資産取引所への上場」や「大幅な価格上昇」などがあると考えらます。

PEPEは2023年4月中旬にローンチされたばかりの仮想通貨であるものの、既に「OKX・Gate.io・Huobi・Poloniex・Bitget・MEXC・CoinEx」などといった様々な暗号資産取引所に上場しています。

2023年4月17日時点のPEPE価格は「0.00000005ドル程度」だったものの、その後は急速に価格が上昇しており、2023年5月1日には「0.0000013ドル」にまで価格が上昇しています。

これまでの報告では「18日にPEPEを購入した人は翌日には4500倍になっていた」「発行後に385ドルで購入したPEPEを、数日後に123万ドル以上で売却した人がいる」といったことも報じられているため、そのようなニュースもPEPEの注目度を高めていると考えられます。

PEPEを購入する際の注意点

ぺぺ(PEPE)は急速な価格上昇で注目を集めていますが、PEPEはあくまでもミームコインであり、公式サイトにも『本質的な価値や金銭的な見返りを期待するものではない』と明記されているため、PEPEを購入する場合には価格下落のリスクがあることを理解しておくことが重要です。

PEPE価格は記事執筆時点で大幅に上昇していますが、後日その分だけ下落する可能性もあるため、実際に購入する場合には下落リスクなども理解した上で自己責任で行う必要があります。

登場したばかりの仮想通貨は突然価格が急落するケースも多いため、PEPEに関しても今後の動きを警戒しておく必要があると考えられます。

しかしながら、PEPEはミームコインの中でも特に急速に成長している通貨の一つであり、世界的に有名な暗号資産取引所にも続々と上場しているため、今後の動きに注目が集まる仮想通貨の1つであると言えるでしょう。

PEPEの基本情報

名称Pepe
ティッカーシンボルPEPE
総発行枚数420,690,000,000,000 PEPE

PEPEを取扱う暗号資産取引所

ぺぺ(PEPE)を取り扱っている代表的な暗号資産取引所としては以下のような取引所が挙げられます(2023年5月時点)。
Bitget(ビットゲット)
MEXC(エムイーエックスシー)
CoinEx(コインエックス)
Gate.io(ゲート)
BINANCE(バイナンス)
など

PEPEのリアルタイム価格・チャート

ぺぺ(PEPE)の関連リンク

公式サイト
公式Twitter
公式Telegram
公式Discord
エクスプローラー(Etherscan)

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