Grayscale:ステーキング関連銘柄に投資する仮想通貨投資信託「GDIC」発表
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BITTIMES
Grayscale Dynamic Income Fund(GDIC)を発表
米国の大手投資信託運用会社であるGrayscale(グレースケール)は2024年3月29日に、ステーキング報酬を提供する仮想通貨投資信託となる「Grayscale Dynamic Income Fund(GDIC)」を発表しました。
Grayscale Dynamic Income Fund(GDIC)は、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用した仮想通貨に特化した新たな投資ファンドで、PoS系暗号資産のステーキング報酬の形で収入を最適化し、複数銘柄のステーキング運用を通じて投資家に報酬を分配すると報告されています。
具体的には、ステーキング報酬を週次で米ドルに換金した上で、四半期ごとに投資家に分配することが計画されているとのことで、ポートフォリオに含まれるPoS銘柄の選定では慎重な分析を行うと説明されています。
OSMO・SOL・DOTなどのPoS銘柄に投資
同ファンドが投資する銘柄としては以下の9つが挙げられていますが、その大部分を占めるのは「OSMO・SOL・DOT」の3銘柄で、割合については「OSMO:24%、SOL:20%、DOT:14%、その他43%」と報告されています。
- Solana(SOL)
- Aptos(APT)
- Cosmos(ATOM)
- Near(NEAR)
- Polkadot(DOT)
- Celestia(TIA)
- Coinbase Staked ETH(cbETH)
- Osmosis(OSMO)
- SEI(SEI)
選ばれている暗号資産はどれもステーキング報酬が高い銘柄であるようで「StakingRewards.com」のデータによると、記事執筆時点におけるリワードレートは「OSMO:10.19%、SOL:7.62%、DOT:11.91%」とされています。
なお、GDICを利用できるのは限られた投資家のみで「運用資産(AUM)が110万ドル以上」または「純資産が220万ドル以上」の顧客のみが利用可能だと説明されています。
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