ビットコイン価格はこれから上昇する?価格急落が「2016年の半減期サイクル」と類似
BTC価格急落で底値に達した可能性
ビットコイン(BTC)では2024年4月20日に4回目の半減期を迎えて以降、大きな価格上昇はみられておらず、今月5日には50,000ドル(約730万円)付近まで価格が急落しましたが、今後は再び本格的な強気相場が始まる可能性があるとも期待されています。
2018年のビットコイン暴落予想を的中させたことなどで知られるベテラントレーダーのピーター・ブラント氏によると、今年4月の半減期以降に見られるビットコインの下落は、2015年〜2017年に見られた半減期の強気相場サイクルに類似しているとのことです。
Please note that $BTC decline since halving is now similar to that of the 2015-2017 Halving Bull market cycle pic.twitter.com/cIm3WKzBog
— Peter Brandt (@PeterLBrandt) August 5, 2024
ご注意ください。現在のBTCの価格下落は2015年〜2017年にみられた半減期の強気相場サイクルと類似しています。
ピーター・ブラント氏が投稿している画像は、過去4回の半減期シーズンにおけるビットコインの価格動向をまとめたもので、「強気相場サイクルの期間・半減期の到来日・半減期の週の終値・その後の最安値・半減期後の下落率・新高値のハードル・新サイクル高値までの週数」などがまとめられています。
2016年7月9日の半減期後の下落率は「27%」となっていますが、2024年の半減期後の下落率はすでに「26%」に達しているため、ビットコインは今回の半減期サイクルの底値に達している可能性があるとも考えられています。
ブラント氏は今回の下落も予想済み
2016年と同じなら価格上昇はこれから?
ビットコイン価格は2016年7月の半減期後に474ドル付近まで下落しましたが、その後の強気相場で2017年12月には20,000ドルまで高騰しています。
2014年10月27日〜2018年5月7日 BTC/USDの週足チャート(画像:TradingView)
2016年の半減期でも「半減期前にビットコイン価格が高騰して、半減後にビットコイン価格が急落する」という動きが見られていたため、2024年の半減期でも同様の動きが繰り返されている可能性があると考えられます。
一部のアナリストからは「ビットコイン価格のさらなる下落」を警告する意見も出ているため、今後もさらなる下落に警戒は必要だと考えられますが、現在はビットコイン現物ETFへの資金流入も続いていて、国家規模でBTCを購入しようとする動きも拡大し始めているため、長期目線での価格上昇には期待が高まっています。
ビットコインの価格については、その他の著名アナリストから「今後3〜5ヶ月で現在価格の2倍になる」との予想も語られているため、今後数ヶ月間の値動きには特に注目が集まります。
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