「イーサリアムは大きな富への扉」ビットコイン級の資産になる可能性|ロバート・キヨサキ氏

「イーサリアムは大きな富への扉」ビットコイン級の資産になる可能性|ロバート・キヨサキ氏(Ethereum could be the doorway to great wealth, says Robert Kiyosaki, predicting it may match Bitcoin-level value)
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イーサリアムの可能性にキヨサキ氏が注目

投資家でベストセラー書籍「金持ち父さん 貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキ氏は2025年10月25日、自身のX(旧Twitter)で「今日イーサリアムを購入する人は、BTCが4,000ドルの時に投資した富裕層のようになる可能性がある」との見解を示しました。

キヨサキ氏は、現在約4,200ドル(約64万円)で推移しているイーサリアム(ETH)が、将来的にビットコインに匹敵する資産となり得ると指摘しています。

また、同氏は以前から金や銀、ビットコインなどを「本物のお金」と位置づけ、法定通貨からの転換を訴えており、今回の発言でもイーサリアムが価値の保存性と実用性を兼ね備えた資産である点を強調しました。

(前略)いま、富裕層と貧困層の間にある“格差”は、もはや「グランドキャニオン」のように巨大な溝になりつつあります。

(中略)今日、イーサリアムを4,000ドルで手に入れる人々は、かつてビットコインが4,000ドルだった頃に投資した人々のように、将来「富の側」に立つ可能性があります。(後略)

「イーサリアムは次のBTC」キヨサキ氏が語るETHの可能性

「新旧の思考」から見る仮想通貨戦略

キヨサキ氏は「今ETHを購入する人々は、BTCが4,000ドルだった頃に投資した富裕層のようになる」との見方を示し「古い考え方の人々は取り残される」と述べています。

この投稿の中で同氏は「古い考え方」と「新しい考え方」の対比についても言及しました。

キヨサキ氏によると、旧来型の考えにとらわれた人々は、学歴の向上や長時間労働、法定通貨での貯蓄や年金頼みといった従来の手法に固執しがちであり、そうした手法では経済的に取り残される可能性があると警告しています。

金・銀・仮想通貨への資産分散と格差拡大への懸念

一方で「新しい考え方」を持つ人々は、自ら事業を興し、金や銀といった有形資産を蓄え、ビットコインやイーサリアムといった新たなテクノロジーに投資するとしています。

キヨサキ氏は、こうした「新しい考え方」を持つ投資家にとって、イーサリアムは初期のビットコインに匹敵する画期的な投資チャンスになると強調しました。

実際、同氏は一貫して金や銀、ビットコインなどの資産を「富を守る手段」として推奨しており、今回のイーサリアム強気発言もその持論の延長線上に位置づけられています。

キヨサキ氏は、将来的に富裕層とそれ以外の間の「格差(ギャップ)がグランドキャニオンになる」と強い表現で警告しており、伝統的な手法に固執することの危険性を鮮明にしています。

イーサリアム市場で高まるFusakaへの期待

記事執筆時でイーサリアムは4,200ドル(約64万円)前後で推移しています。

また、10月上旬にはETH価格が一時4,500ドル近くまで上昇する場面も見られ、年末に予定されている大型アップグレード「Fusaka」への期待も高まっています。

さらに、BlackRock(ブラックロック)やVanEck(ヴァンエック)など大手資産運用会社のETH投資拡大も市場の追い風となっており、専門家からは「アップグレード成功によりETH価格が5,000ドル(約76万円)を突破し得る」との予測も出ています。

こうした状況を背景に、イーサリアムは現在、市場で再び脚光を浴びる銘柄の一つとなっています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=152.89 円)

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Source:ロバート・キヨサキ氏X投稿
サムネイル:AIによる生成画像

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Written by

BITTIMES 編集長のアバター BITTIMES 編集長 仮想通貨ライター

2016年から仮想通貨に関するニュース記事の執筆を開始し、現在に至るまで様々なWeb3関連の記事を執筆。
これまでにビットコイン、イーサリアム、DeFi、NFTなど、数百本以上の記事を執筆し、国内外の仮想通貨ニュースの動向を追い続けている。

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