この記事の要点
- Startale Group、Soneium資産のVisa決済カードを発表
- 利回り維持のまま世界1.5億店超で決済、先行登録も開始
Visa対応の「Startale Card」提供へ
ブロックチェーン開発企業Startale Group(スターテイルグループ)は2026年7月13日、Soneium(ソニューム)上の資産をVisa加盟店で使える「Startale Card(スターテイルカード)」を発表しました。
カードはSoneium上の資産を世界1億5,000万以上のVisa加盟店で利用できるよう設計されており、オンチェーン・スーパーアプリ「Startale App」では提供開始に先立ち、同日から先行登録(ウェイトリスト)の受付が始まっています。
同社によると、Startale Cardは対象資産が利回りを生み続けたまま決済に利用できる仕組みを採用しており、資産の運用と日常の支払いをシームレスに両立できる体験の提供を目指しています。
JPYSC・オンチェーン特化L1開発へ
「Startale Card」利回り維持のまま決済できる新機能
「稼ぎながら使う」自己管理型の設計
発表によれば、Startale Cardは、カストディ口座(事業者預かりの口座)へ資産を移したりロックしたりすることなく、利用者自身が資産を管理するセルフカストディ型の仕組みを採用しています。
あわせて同社は、アプリ上で提供予定の利回り生成ボールト(資産を預けて運用する仕組み)に対象資産を預けたまま、その保有分を決済に利用できるサービスを提供する方針を示しました。
これにより、利用者は資産を運用しながら購入直前まで利回りを受け取り、その資産を日常の支払いにも利用できるとしています。
決済時のキャッシュバックは、同社が発行する米ドル建てステーブルコイン「USDSC」で利用者のアカウントへ直接付与される予定です。
先行登録の仕組みと順位の決め方
カードの提供開始に先立ち、Startale Appでは先行登録の受付を開始しており、カード予約からメール認証までの手続きは1分以内で完了すると案内されています。
登録後のウェイトリスト順位は、報酬プログラム「STAR Points(スターポイント)」の保有残高と、紹介プログラムを通じた招待数の2つを基準に決定されます。
初期順位には2026年7月7日時点のSTARポイント残高のスナップショット(特定時点の残高記録)が反映され、紹介実績は一般提供が始まるまで継続して加算されるとしています。
紹介実績として認められるには、招待された利用者がStartale Appへの新規登録とカード予約を完了する必要があります。
なお、ウェイトリストの順位は日次で更新されるとしており、受付開始後も新たな紹介を重ねるごとに順位を引き上げていける設計となっています。
渡辺CEO「お金以上のアプリへ」
発表にあわせて、スターテイルグループCEOの渡辺創太氏は「オンチェーン技術は日常の金融体験を複雑にするのではなく、改善すべきだと常に考えてきた」と述べています。
同氏は、Startale Cardの投入によってStartale Appが資産の管理・運用・支出を一つのサービスで完結できるプラットフォームへ進化するとしたうえで「お金以上のアプリ」を目指す構想に向けた重要な節目になるとの認識を示しました。
SoneiumがLINEのミニアプリを展開
国内オンチェーン決済の実用化が拡大
オンチェーン資産を決済へ活用する動きは日本国内でも広がっており、ローソンはKDDIやHashPort(ハッシュポート)と連携し、円建てステーブルコイン「JPYC」の店頭決済実証実験を2026年8月上旬に始めると報じられています。
こうした流れのなか、スターテイルグループはソニーグループとSBIグループの支援を受けて約100億円を調達し、信託型ステーブルコイン「JPYSC」の開発などを通じて、オンチェーン金融の基盤整備を進めてきました。
今回発表したStartale Cardでも一般提供まで紹介実績の加算が続く仕組みを採用しており、正式なサービス開始時期が注目されています。
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Source:Startale Group公式発表
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