Bitcoin Cash(BCH)のブロックチェーン上でトークン発行が可能に!「Wormhole」を発表
ビットコインキャッシュ(BCH)でICOが行えるようになるとのニュースが話題になっています。Bitcoin.comのCEOであるRoger Ver(ロジャー・バー)氏は、数日前から一部で話題となっていたBitcoin Cashのブロックチェーン上でトークンを発行することができる「ワームホールキャッシュ(Wormhole Cash/WHC)」に関する詳細を説明した動画を8月11日に公開しました。
こちらから読む:ビットコインキャッシュとは?基本的な説明とこれまでのニュース
Roger Ver(ロジャー・バー)氏は、Bitcoin.comのリード開発者であるCorbin Fraser(コービン・フレイザー)氏と共に、ビットコインキャッシュのブロックチェーン上でトークンを作成することを可能にするWormhole Cashプロトコルに関する発表を行いました。
この新しいツールが誕生したことによって、ビットコインキャッシュのブロックチェーン上に新たな可能性がもたらされます。
Wormholeプロジェクトは、仮想通貨マイニングの最大手企業であるBITMAIN(ビットメイン)の開発者チームが主導しています。このプロジェクトはビットコインキャッシュの基本的な設計を変更することなくスマートコントラクトを実装したりトークンを発行したりすることができる機能を開発しています。
つまりこれはイーサリアム(ETH)のERC20のようなものであり、ETHのようにBCHでトークンを発行したり、仮想マシンを使ってアプリを起動することができるようになるものです。
ワームホールはオムニレイヤー(Omni Layer)プロトコルのフォークコードをBCHネットワークに統合している「トークン発行プラットフォーム」であり、BCH上で発行された各トークンの取引履歴はエクスプローラーで閲覧することができます。
開発チームは「トークンを発行できる仮想通貨OmniのフォークからWormholeを作成した」と説明しています。ワームホールを利用すれば、世界中の誰もがトークンを発行することができます。これによってビットコインキャッシュでも、イーサリアムのように様々な分散型アプリケーション(DApps)を構築できるようになるため、今後はICOを行うことができるようになることなどに期待が高まっています。
ビットコインキャッシュ(BCH)は今年に入ってから幅広い分野で実際に活用されており、BCH決済に対応している店舗も急速に増えてきています。今回これらの機能が追加されたことによって、今後はさらに多くの分野に活用されていくことになるでしょう。
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