ビットコイン決済導入「巨大旅行社Expediaが業界に革命を」
ビットコイン決済を大手旅行会社「 Expedia Inc.(エクスペディア社)」が導入したことで、同社はビットコイン決済ができる最大の旅行会社になりました。
CEOである Mark Okerstrom(マーク・オカーズトーム氏)は、
「テクノロジーの力によって旅行に革命を起こします。私たちは規模拡大のスピードアップを行なって行く予定です。」
と語り、その具体案として、「人工知能( AI )」や「ビットコイン」を社内システムに組み込むことを発表しています。
Mark氏は先月 CEO に就任したばかりで、実際にビットコイン決済導入を決定したのは、直前まで CEO を務めていた Dara Khosrowshahi(ダラ・コウスロウシャヒ氏、現 Uber CEO )で、Dara氏の戦略を成功させるために力を尽くすと語っています。
Uberといえば、世界 70カ国で車のシェアリングエコノミーを展開する自動車配車企業で、Uber 自体もブロックチェーン技術を導入したり、ビットコイン決済「 Bitcoin for Uber 」を展開して行く予定です。
「大手旅行会社」と「巨大カーシェアリングエコノミー企業」が共にビットコイン決済を導入するということは、市場にとって大きな意味を持つことになるはずです。
Expediaのビットコイン決済導入で業界が動く
現在、旅行業界では、ビットコイン決済をできるだけ早く導入する企業が増加しています。
今回の Expedia だけでなく、Daedalus Drones社、AirBaltic社、Polish Airlines LOT社、CheapAir社でもビットコイン決済をスタートさせています。
日本でビットコイン決済を導入した格安航空会社 Peach Aviation Ltd.の CEO 井上氏 は、
「私たちは、海外からの訪問者と日本の地域の活性化を促したい。」
と語っています。
ビットコインには国境が存在しないため、旅行会社との相性が極めて高い通貨です。
今後は多くの旅行代理店をはじめ、航空会社がビットコイン決済を受け入れて行く流れがどんどん生み出されて行くでしょう。
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