サムスンがスマホをビットコイン採掘マシン化に成功
スマホを使ったマイニング装置開発に SAMSUNG(サムスン)が成功したことが話題になっています。
このスマホマイニング装置に関しては、サンフランシスコで行われた同社の開発会議で発表されました。
もし、SAMSUNG がマイニングファームを作るとなった場合、メーカーの強みを生かした巨大施設が誕生し、一大マイニングファームが誕生する可能性があります。
また、最近話題になっているスマホマイニングが SAMSUNG社製のスマートフォンで行えるとなると、同社のスアホ販売台数も伸びる可能性があります。
SAMSUNG社製のスマホマイニングの可能性
今回、スマホマイニングが確認できたのは、同社製品の「 Galaxy S5 」で、標準のデスクトップパソコンよりも高いエネルギー効率でマイニングを成功させたと発表しています。
Galaxy S5 の販売台数は全世界で 1,200万台を超えており、また Galaxy S5 は 3年以上前のモデルというのが今回注目されている。
「古い製品の再利用」によって、新たな産業が誕生するとなれば、SAMSUNG にとっても非常に大きな利益を上げるチャンスとなるからです。
再利用した Galaxy S5 でのマイニングで利益が確保されるとなれば、SAMSUNG はメーカーとしての強みを最大限生かし、自主回収をかけることで新たなマイニングマシンを購入せずとも、非常に安価な値段でマイニングファームを建設することが可能となります。
古い Galaxy S5 を自主回収する場合、そのマシン台数は「数百万台」を超えることが予測されますので、マイニング効率次第では、一気に上位マイニングファームの仲間入りをするかもしれません。
また今回は、 Galaxy S5 の再利用にとどまっていますが、今後、同社製品でマイニング効率が良い製品が開発された場合は、SAMSUNG は「新製品の販売利益」とそれにひきかえに自主回収を率先して行い、古い機種を続々とマイニングファームに投入、「マイニング報酬」も一気に増加させることも可能となります。
スマホでのマイニングなので、1台 1台のマイニング報酬は微々たるものでしょうが、何と言ってもマシン台数がケタ違いです。
今後、SAMSUNG だけでなく、Apple社製品や各メーカーのスマホを使ったマイニングファームが続々と建設されるかもしれませんね。
寡占化が進むマイニング市場にどこまでスマホマイニングが食い込めるか、今後の展開が面白そうです。
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