TRON(TRX)の業績は「400%」成長する|取引量はすでにETHの3倍:ジャスティン・サン
TRONのCEOであるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏は、同社の業績が今月「4倍」の成長を記録すると語っています。トロン財団が2018年12月3日に公開した記事には、TRXの取引量がすでにイーサリアム(Ethereum/ETH)の3倍に達しており、分散型アプリケーション(DApps)の開発が急速に勧められていることが記されています。
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世界各国の仮想通貨取引所に上場
トロン財団(TRON Foundation)は、2018年12月3日に最新情報をまとめて掲載した記事を公開し、複数の面においてトロン(TRON/TRX)がイーサリアム(Ethereum/ETH)を上回る可能性があるとコメントしました。
この記事には、2018年11月24日〜11月30日にかけてのTRON(TRX)に関する最新情報が、アラビア語、簡体字中国語、繁体字中国語、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、日本語、韓国語、ロシア語、トルコ語、ペルシア語、オランダ語など合計14カ国語で掲載されています。
公開された記事には、TRXがすでに数多くの仮想通貨取引所に上場していることが記されており、1日の取引量も急速に増加していることが書かれています。TRXはここ最近、シンガポール、オランダ、フランスなどといった数多くの仮想通貨取引所に上場しており、取引可能な地域を急速に増やしています。
TRXを取り扱う仮想通貨取引所(画像:Tronfoundation公式ブログ)
世界各国の仮想通貨取引所への上場は、TRXの取引量を増加させています。今回公開された記事にはTRXの1日の送金回数が184万回に達したとも報告されており、この数字はETHの送金回数とされている67万回の約3倍に相当すると説明されています。これについてTRONは、イーサリアムの最高送金記録である「強気市場で134万回の送金」を超えて以来の新たな歴史だと説明しており、200万回を超えるのも時間の問題だと説明しています。
DApps「80種類」今月リリース予定
分散型アプリケーション(DApps)の開発基盤として競合している「TRON」と「Ethereum」の比較は以前から非常に多くの場面で行われており、今年の4月にはジャスティン・サン氏がTwitter上に投稿したツイートと、それに対するイーサリアムの共同設立者Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏の"皮肉コメント"なども話題となりました。
8. Better white paper writing capability (Ctrl+C + Ctrl+V much higher efficiency than keyboard typing new content)
— Vitalik Non-giver of Ether (@VitalikButerin) 2018年4月6日
ー Justin Sun
TRONがETHより優れている理由:
1.10000TPS vs 25TPS
2.ゼロ料金 vs 高額料金
3.一貫したバーン vs バーン無し
4.Java vs Solidity
5.幅広い拡張性 vs 例え無し
6.10億ドルの開発者報酬 vs 計画無し
7.1億人のユーザー vs 少数
ー Vitalik Buterin
8.優れたホワイトペーパーのライティング能力(コピー&ペーストは新しいコンテンツを入力するよりも遥かに効率的)
トロンは最近、ブロックチェーンゲームエコシステムの拡大に向けて約110億円規模の投資を行っていく計画も発表しており、これまでイーサリアム上で動いていたDAppsゲームなどもトロンへの拡張を発表しています。ジャスティン・サン氏は12月には新しいDAppsが80種類リリースされる予定だと語っており、今月TRONの業績は4倍増の成長を達成すると述べています。
世界各国の言語でのサポートを提供しつつ、コミュニティーの活動を積極的に支援しているTRONは世界中で支持者を増やしています。来年1月にはTRON初主催のサミットも開催されるため、今後はさらにコミュニティが強化されていくことになるでしょう。
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トロン(Tron/TRX)の価格|2018年12月6日
トロン(Tron/TRX)の価格は2018年1月に26円近くまで上昇しましたが、2月に4円近くまで下落した以降は1円〜10円の間での推移を続けています2018年12月6日時点でのTRX価格は「1TRX=1.58円」となっています。