暗号資産デリバティブ取引所「Overbit」2021年6月ニュースレター

by BITTIMES

MONTHLY RECAP

「5月に売り逃げろ("sell in May and go away")」という格言があります。金融市場で言い表される古い格言ですが、現状を見ていると、その正確さを日に日に実感できるようになっているかのようです。

この格言に準じるように、4月14日に記録した700万ドル超の最高値を境に一時3万ドル台まで下落しましたが、5月下旬に4万ドル台を回復しました。そこからは全体的に緩やかな下降線をたどっており、現在の値動きはあまり良くありません。

しかし、仮想通貨市場に影響を及ぼす様々な動きが世界中で起こっています。最近のトピックで特に引き付けられたのは、エルサルバドルが仮想通貨を法定通貨として認めた話題でしょう。

ビットコインを法定通貨とする法案がエルサルバドル議会において可決され、エルサルバドルは、ビットコインを支払い手段として合法化した最初の国となりました。

ビットコインが2020年12月当時、およそ24万ドルまで上昇し、最高値を記録しました。一部のアナリストや銀行は、これを引き合いに出して、当時強気相場で記録された20万ドル強という価格まで、今後は下落していくかもしれないと警告し続けています。

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今年は特に、機関投資家のビットコインへの関心が高まっています。例えば、英国の投資マネージャーであるRufferは、現在の熱狂的な投機に対する懸念から保有するビットコインを売却したことを報じられました。このように、機関投資家の間で、最近の価格変動と今後の値動きを心配する声が上がっています。

一方、ある機関投資家は、「ビットコイン価格の下落によって何を引き起こしているかというと、機関投資家らの顧客の投資の機会を阻止することではなく、より多くの懸念を彼らの顧客に与えていること」という観点から捉えることで、昨今のピットコイン市場に対する危機感を強めています。

この頃SECは、承認の申請がされた仮想通貨の投資信託を審査中である、というニュースが出たことは記憶に新しいものですが、その最初のビットコインETFにあと2年間は上場の承認がなされないかもしれないため、さらに不安要素が増しているのです。

仮想通貨の投資信託を運営する米グレイスケール・インベストメンツ(grayscale Investments)のCEOであるMichael Sonnenshein氏は、「SECにおいては、まだビットコインに対する主要な懸念が収まっていない」と指摘しています。

それに加え、多方面で仮想通貨に対する規制が広がっています。米国の規制当局が忙しくしているこの間にも、中国でも新しい仮想通貨規制法が制定されているようです。

ある情報によれば、中国の新しい仮想通貨規制法の立法の背景には、青海省の採掘者に対する操業停止命令、特定のブロックチェーンキーワードの全国的な禁止、仮想通貨マネーロンダリングの疑いで一斉摘発し、1,100人以上の逮捕者が出たことなどの事実があります。

しかし、ビットコインの投資ファンドを運営するオスプレイ・ファンド(Osprey Funds)のCEOであるGreg King氏は、ニュース専門放送局CNBCとのインタビューで以下のように述べ、強気の姿勢を見せました。

まだ始まったばかりで、時間が必要である。時機が来れば、自社商品であるビットコイン投資信託(OBTC)を上場投資信託(GBTC)にアップグレードしたいと考えている。

世界中で次々と発表される規制の中で、機関投資家は、仮想通貨投信の地位を完全にするために動いています。いかに巧みに、規制から生じる困難を回避していくか、が重要であり、それぞれの機関投資家は、自社サービスの発展と安心安全なトレードの実現に寄与しています。

オンチェーンデータによると、ここ数週間、仮想通貨取引所のビットコインのドライパウダー(流動性のある資産)が大幅に減少しています。このことから、一部の仮想通貨投資家がBTCを購入し、取引所外のコールドウォレットに保管していることが明らかであると言えます。

データ収集機関であるクリプト・クオント(CryptoQuant)によると、主要な取引所の取引所保有額は246万ドルまで減少し、5月17日以来の低水準となっているようです。

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デジタル資産管理会社ヴァルキリー・インベストメンツ(Valkyrie Investments)の調査責任者であるSean Rooney氏は、次のように指摘しています。

現在、価格上昇リバーサルの値動きが継続していることを示唆するシグナルの一つとして、オンチェーンデータ上で確認できる、取引所からのビットコインの流出量の上昇を上げることができよう。ビットコインの取引所からの流出量は、よりにもよって、暴落から回復しつつあるこの時期に、2021年に入って最大のものとなった。

さらに、同氏は、ビットコインが4万ドル台に再突入するために、この傾向の必要性を提唱してこのように附言しました。

42,000ドル付近の上値抵抗線を突破するブレイクスルーのためには、この傾向を継続していく必要がある。

しかしながら、ビットコイン市場における先物取引の未決済の建玉(OI)が、121億ドルに達した5月19日以降、デリバティブはおよそ弱気〜横ばいの傾向となっています。本稿執筆の時点では、ビットコインの先物OIは111億ドルで、5月19日から8%の下落となりました。今年初めは右肩上がりであった先物OIですが、ここ4週間で反転しています。

市場の動きは不安定ですが、仮想通貨規制と機関投資家の関心はさらに広がっています。今は停滞している仮想通貨ですが、今後の市場の展望を通じて、これからも広がり続けるでしょう。

OVERBIT TEAM NEWS

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Ovetbit CEO Chieh Liu氏からのメッセージ

この場をお借りして、Overbit.comのすべてのユーザーの皆様に、当社の成長の原動力となった継続的なご支援に感謝したいと思います。

Overbit.comチームは、業界が成熟し、成長していく中で、弊社製品の継続的な成功と、それを利用する皆様を支援するための創造的な方策や戦略をサポートし続けました。

2021年の折り返し地点が見えてきましたが、お客様に安心、安全の取引を行なっていただけるよう、Overbit.comのシステムは定期的にスケールアップし、成長を続けています。そして、ユーザーの皆様と一緒にビジネスをさらに成長させていきたいと思います。


免責事項:この記事は暗号資産取引所「Overbit」からの寄稿記事であり、ニュースやアドバイスではありません。暗号資産ニュースメディアBITTIMESは、このページに掲載されている内容や製品について保証いたしません。当ウェブサイトに掲載されている投資情報・戦略・内容に関しましては、投資勧誘・商品の推奨を目的にしたものではありません。実際に投資・商品の購入を行う際は、当ウェブサイトの情報に全面的に依拠して投資判断を下すことはお控えいただき、投資・購入に関するご決定は皆様ご自身のご判断で行っていただきますようお願いいたします。

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