イーサリアムが少額の不動産投資を可能にした
シンガポールを中心に不動産投資案件を扱う企業「 REIDAO 」は、イーサリアム・ブロックチェーンを使用した不動産投資システムを運営する会社である。
同社の不動産投資システムが秀逸なのは、「極めて少額」から不動産投資を始められるところにある。
今回は REIDAO が行う最先端の不動産投資方法について特集していきたいと思う。
イーサリアムの力で個人でも不動産投資が可能に
「手堅い投資とは何か?」と 100人に質問すれば半数は不動産投資を思い浮かべるだろう。
不動産投資には「毎月の不労所得」「売却すれば大金になる」「担保にすればさらに大きなお金を借りることができる」など大きなメリットがある。
しかし、一方で「参入には最低数千万円単位の資金が必要」「先見性がなければリスクを抱える」「建物の長期的な維持・運営」などのデメリットも存在し、
不動産投資は、大きなメリットがあるにもかかわらず、”個人”で参入するにはあまりにも参入障壁が高い投資方法でもある。
この参入障壁の高さから不動産投資は「一部の富裕層」しか参加できない限られた人のための投資方法とも言える。
ところが、そんな「手堅く難しい不動産投資」へのハードルを下げた企業が REIDAO である。
スマートコントラクトを最大限に活かす投資方法
REIDAO の不動産投資システムは、1つの不動産の所有権をデジタルデータ化し ID を発行。ID を販売することで行われる。
例えば、REIDAO が「 10億円の資産価値・毎月1000万円の家賃収入」が見込める不動産を運営した場合。
1000個の ID を発行すれば、1つの ID の購入額は 100万円になり 1つ購入で、毎月 1万円の不労所得が手に入り、売却時には 100万円が戻ってくる計算になる。
このシステムなら手堅く難しい不動産投資が 100万円やそれ以下の金額からスタートできるのだ。
日本の不動産の場合、売却時に投資額と同額が戻る可能性はほぼゼロだが、
REIDAO の場合、不動産投資のプロが集まって投資案件を厳選することで価値の保証を行い、更にマレーシア不動産など「これから価格が上がる不動産」をメインに取り扱っている。
同社の不動産投資はシステムは、スマートコントラクトを使用することでリスクを最小限にしている。
普通、このような不動産投資案件の場合は、仲介業者が資金の徴収と配当金の管理を行なっているため、
仲介業者の人件費や運営費、ヒューマンエラーや不正による配当金の滞りや減収なども起きてくる。
更に家賃の回収もスマートコントラクトで容易になる。
イーサリアムのスマートコントラクを使用すれば、不動産投資に必ず付いてまわるこのようなリスクが「入り込む余地」すらなくなる。
このシステムを使用することで、
・不動産開発の資金集め
・不動産の所有権の管理
・参加した投資家の記録
・毎月の安全な家賃収入配当
・平等な資金管理
・最小限に抑えたリスクマネジメント
が容易に実現可能となる。
今後、REIDAO の不動産投資・運営システムが不動産業界のメインストリームへ躍り出てくることになるだろう。