300種類の仮想通貨&100以上の法定通貨に対応「Binance Connect」再始動
「Binance Connectのサービス再開」を発表
BINANCE(バイナンス)は2024年10月25日に、100以上の法定通貨と300種類の仮想通貨に対応するWeb3事業者向けの仮想通貨売買ソリューション「Binance Connect」を再開したことを発表しました。
Binance Connect(バイナンスコネクト)は、仮想通貨と法定通貨を相互交換できるオン・オフランプと呼ばれる機能を提供するソリューションであり、100種類以上の法定通貨・300種類以上の仮想通貨・300種類以上の決済方法に対応していると説明されています。
このサービスはカード決済サービス閉鎖などの影響で2023年8月に停止されていたものの、今回はリニューアルする形で同サービスを再始動したと報告されています。
Binance Connect(バイナンスコネクト)とは?
Binance Connectは「Web3プロジェクトをサポートする法定通貨と仮想通貨の交換サービス」として紹介されており、規制に準拠した形で簡単に仮想通貨と法定通貨を交換できるサービスを提供すると説明されています。
仮想通貨市場の成長によって、現在は「法定通貨と仮想通貨の交換」に対するニーズが高まっていますが、地域によっては法定通貨と仮想通貨を交換できないのが現状で、交換できる通貨の種類も限られていて、本人確認手続きや高い手数料などの問題も潜んでいます。
バイナンスコネクトはこれらの課題を解決することを目的としたソリューションであり、具体的な特徴やポイントとしては以下のような点が挙げられています。
- Trust WalletなどのDeFiウォレットを介して既存のBINANCEアカウントから直接仮想通貨を売買できる。
- 100種類以上の法定通貨・300種類以上の仮想通貨・300種類以上の決済方法に対応。
- 規制を遵守しながら簡単に仮想通貨と法定通貨の交換サービスを提供できる。
- 従来のクレジットカードや銀行振込に加え、Binance P2Pサービスのような代替手段も利用可能。
- 主要な流動性プロバイダーであるバイナンスの立場を活用することで、市場価格に近い価格でパートナーとユーザーに有利なレートを提供できる。
- Binance Connectは長期契約や統合費用を課さないため、パートナーは金銭的リスクなしで利用可能性を検討できる。
- Binance Connectはパートナーが簡単に技術採用・統合できるように設計されている。
Binance Connectを活用すれば、Web3開発者は自分たちのメインの活動・開発に集中しながら、規制に準拠した利便性の高い仮想通貨・法定通貨交換サービスを統合できるため、仮想通貨取引を簡素化しつつ、Web3業界の成長を促進できると期待されています。
このソリューションは、ウォレット・DApps・Web3ゲームなどといった様々なサービスで活用できるとされているため、実際に技術活用が進めば、各種サービスの利便性が高まり、仮想通貨取引も活発化していくことになると期待されます。
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Souce:BINANCE公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:BINANCE公式発表から引用