次の標的は”仮想通貨取引禁止”のインド中央銀行|John McAfee

by BITTIMES

仮想通貨の世界における中央集権的な構造に対して攻撃的な姿勢を強めているJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏は、仮想通貨取引を完全に禁止するインド準備銀行(RBI)の決定に対して批判の声を浴びせています。

仮想通貨を禁止するインドの支配構造

インド最高裁判所は7月6日に、RBIの仮想通貨関連事業との取引禁止令によって影響を受けたインドの取引所に対する暫定救済措置を与えないという決定を下しました。

この決定により、インド最高裁はすべての銀行に対して、3か月以内に仮想通貨取引所や仮想通貨投資家との関係を断つように命じています。

マカフィー氏は、このような仮想通貨を全面禁止するインド準備銀行(RBI)に関する決定は、仮想通貨関連の人気がさらに高まることへの懸念から生まれた一方的で悪質な措置であると批判しています。

さらに彼は、RBIに関わりのあるインドの既存事業は、RBI経由でサービスを提供することを拒否すべきだと主張しています。

インド準備銀行(RBI)は、既存の中央集権的な権力構造を通じて、非人道的な措置をとることで勝利を手にしています。私はRBIと取引する複数の金融機関にボイコットを求めています。私たちは共に立ち上がり、行動を起こさなければなりません。

中央集権型社会への宣戦布告

マカフィー氏は6月28日にも、現在進行中の革命が"一部に権利が集中した構造"に置き換わるように設計された"中央集権型取引所(CEX)"によって制御されていると批判し、従来の銀行や政府に癒着する仮想通貨取引所に対して宣戦布告し、HitBTCとの取引をボイコットするようにも呼びかけています。

ブロックチェーン技術による"真の分散型社会"への移行を望むマカフィー氏は、これらの取引所やRBIなどの機関が『中央集権的な権力を悪用している』といった主張を繰り返しており、それらの権力と戦う姿勢を強めています。

分散型社会への移行を望むジョン・マカフィー

増加するインドの仮想通貨取引量

RBIは今年4月に仮想通貨の禁止を発表しましたが、インドではその後も日々の仮想通貨取引量は増加し続けており、ビットコイン(BTC)の平均価格は5月の時点で9,270ドル(約102万円)とRBIが4月に仮想通貨禁止を発表した直後の価格(5,250ドル)を大幅に上回っていることが明らかになっています。

またこの時にはインド国内での平均取引量も増加していることが判明しており、インドに本拠を置く仮想通貨取引所プネでは、5月時点での日々の取引量は7,500万ドル(約83億円)に達していると発表されていました。

このように仮想通貨を望む投資家が多いことなどから、仮想通貨禁止への姿勢を強めるRBIには批判の声も強まっているようです。

"ブロックチェーン"は推進するインド政府

インド政府は仮想通貨は禁止しているものの、ブロックチェーン技術の研究や技術者の育成には力を入れています。
インドの国立技術向上プログラム(National Programme on Technology Enhanced Learning/NPTEL)は、2018年6月19日に米国技術大手であるIBMと協力して、ブロックチェーンの設計、使用に関する12週間の学生向けのオンラインコースを開始しました。

インドでは現在、仮想通貨とブロックチェーンに対する対応について多くの議論が交わされています。

マカフィー「ツイート」砲

マカフィー氏はこの1ヶ月間だけでも、数多くのツイートで世界を騒がせてきました。

HitBTCと争った際には、"胡散臭い"仮想通貨取引所と戦う準備はできており、整ったプラットフォームが提供されるようになるまで仮想通貨コミュニティ全体でHitBTCに立ち向かうことを語っています。

@hitbtc あなたが私たちのコミュニティと協力し、貧しい人々を助ける意思が本当にあることを証明するまで、私はあなたの最悪の敵になります。

以前はICO関連の話題にも幅広くコメントし「仮想通貨の将来は、新興のコイン技術とICOを通じて現れる創造的なアイディアにある」とも語っていたマカフィー氏は、6月18日に米国証券取引委員会(SEC)の脅威を理由に、ICOへの関わりを断つことを宣言し、「ICOを推進する人たちは逮捕されるのを楽しみにした方が良い」とツイートしました。

和訳:SECの脅威があるため、私はもうICOに関わらないし推薦もしません。ICOを推進する人たちは逮捕されるのを楽しみにした方が良い。不公平ではあるがこれは現実です。私はSECの監視が届かないICOの代わりとなるものについて現在記事を書いています。もう少し待ってください。

数々の価格高騰を巻き起こした「マカフィー砲」が封印

この発言の後に何者かに毒殺を図られたマカフィー氏はその後、犯人に対して次のような攻撃的なツイートを投稿しています。

そして犯人へ。あなたは激怒の真の意味をすぐに知ることになるだろう。私はお前が誰なのか把握している。去った方が良い。

妻と私から無能な犯人へのメッセージ。

この他にも独自の仮想通貨を発行することなども語っているマカフィー氏は、今後も市場に大きな影響を与え続けることになるでしょう。インドの中央銀行やHitBTCを批判する彼のコメントが、今後の世界にどれほどの影響を与えることになるのかにも注目です。

マカフィー独自の仮想通貨についてはこちら

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