Laceモバイルアプリ版の映像を密かに公開
カルダノ(Cardano/ADA)の開発企業「Input Output」が開発した多機能ライトウォレットである「Lace Wallet」は2025年8月8日に、現在開発が進められているモバイルアプリ版Laceウォレットのデモ映像を公開しました。
Laceウォレットはブラウザ拡張機能として提供されている多機能ウォレットであり、カルダノ基盤の各種暗号資産をまとめて管理できるだけでなく、ビットコイン(BTC)のネットワークにも対応、最近の報告では「仮想通貨XRPをサポート予定であること」なども明かされています。
Laceウォレットのモバイル版開発が進められていることは以前から明らかにされていましたが、今回はモバイルアプリの動作画像を撮影したデモ映像が「Lace.io」の公式Xアカウントを通じて公開されています。
このデモ映像はラスベガスで開催されたブロックチェーンイベント「RareEvo」の開催中に、Laceチームのメンバーが無許可でこっそりと公開したものであるとのことで、「これはおそらく完成版ではないが感想を聞かせてほしい」とのコメントも投稿されています。
👀 Everyone’s at RareEvo… so I might’ve snuck out the Lace mobile demo.
Was it authorized? No.
Will I get fired? Maybe.
Was it worth it? Absolutely.I’m almost 100% sure this isn’t the final version, but let me know what you think in the comments. pic.twitter.com/1sFOERiY5T
— lace.io (@lace_io) August 8, 2025
👀 みんなが「RareEvo」にいる間に… こっそりLaceモバイルのデモを出しちゃいました。
許可はあった? → ないです。
クビになる? → たぶん。
やる価値あった? → 間違いなく。ほぼ確実にこれは最終版じゃないと思いますが、感想をコメントで教えてください。
Bitcoin・Midnightにも対応?
公開されたモバイル版Laceウォレットのデモ映像では、リカバリーフレーズで既存ウォレットを復元して実際にウォレットを操作する画面が写し出されています。
デモ映像では「Cardano・Bitcoin・Midnight」という3つのブロックチェーン上のウォレットが復元されている様子が映されており、画面スワイプでこれら3つのネットワークを簡単に切り替えていることも確認できるため、モバイル版LaceウォレットはCardano・Bitcoin・Midnightをサポートし、画面スワイプでこれらのネットワークを簡単に切り替えられるように設計されていると予想されます。
また、自分が保有する暗号資産の価格推移を24時間・1種間・1ヶ月・1年の期間に分けて簡易的なチャートで確認できることも示されており、保有するNFTをプレビュー付きでまとめて確認できる仕様になっていることもわかります。
各暗号資産の保有量や価値は一般的なウォレットと同様に個別に確認することが可能で、過去のトランザクション履歴も確認可能、画面上部では獲得したリワードの数量を確認できることも示されています。
今回公開された映像はあくまでも”デモ版”であるため、正式リリースされるバージョンはこれとは違う仕様になっている可能性がありますが、現時点ではスタイリッシュで使いやすい多機能ウォレットになっていることがわかるため、今後の続報や正式リリース発表などにも注目です。
今回のデモ映像公開は感想を募集するためのものであるため「ここをこうして欲しい」などの要望がある場合は、上記X投稿のコメント欄に要望を書き込めば、今後の改善で意見を反映してもらえるかもしれません。
カルダノ関連の注目記事
source:Lace発表
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用



























