エルサルバドルがビットコイン旅行のハブに、中南米全域で仮想通貨実需が拡大

エルサルバドルがビットコイン旅行のハブに、中南米全域で仮想通貨実需が拡大(El Salvador becomes a Bitcoin travel hub as crypto real demand expands across Latin America)
目次

中南米で進展するビットコイン決済と実需拡大

エルサルバドルでは、ビットコイン(BTC)決済専用の宿泊予約プラットフォーム「Airbtc(エアビーティーシー)」の拡大により、BTC決済を活用した観光需要が高まっています。

仮想通貨メディアCoinCentralは、アルゼンチンでのウォレット利用拡大なども背景に、中南米でビットコインを中心とした仮想通貨利用が広がっていると伝えています。

Airbtcが後押しするエルサルバドルのBTC観光

Airbtcはビットコイン決済に特化した宿泊予約サービスで、掲載物件は世界で約500件にのぼり、そのうち約15%がエルサルバドルの宿泊先です。

同社公式サイトによると、利用者はビットコインで直接支払うことで仲介手数料を大幅に削減でき、支払われたBTCは宿泊完了まで安全にエスクロー管理されます。

この仕組みにより、旅行者による支払いが地域内で循環する形となっています。

Airbtc共同創業者のジェイク・シーファート氏は「エルサルバドルの各州にビットコイン循環経済を根付かせたい」と語っています。

アルゼンチンのシニア世代に広がる仮想通貨ウォレット利用

CoinCentralは、アルゼンチンでデジタルウォレットが高齢者層に急速に普及していると伝えています。

アルゼンチン・フィンテック商工会の調査によれば、2025年に新たに電子ウォレットを開設した60歳以上の利用者は前年比29.7%増加し、約330万人(60歳以上人口の42%)に達しました。

高齢者の間でスマホを活用した資産運用志向も高まっており、42%がウォレットに資金を移して利息収入を得ているとの調査結果から、高齢層にもフィンテックや仮想通貨サービスが浸透しつつあることが示されています。

Bitget Wallet利用増加が示す中南米の仮想通貨実需

中南米では、仮想通貨ウォレットの利用が決済や資産運用など取引以外の用途にも広がっています。

Financial ITの報道によれば、自己管理型ウォレット「Bitget Wallet」では2025年にオンチェーン活動が大きく拡大し、月間のDEX(分散型取引所)スワップ取引高は9億ドル(約1,410億円)と前年から232%増加しました。

また、プリペイド式クリプトカードの発行や各国のQR決済・銀行送金との連携強化により、月間カード利用額もサービス開始時から6倍以上に増えているとしています。

こうしたデータから、仮想通貨ウォレットが中南米で多様な用途に利用されている実態が示されています。

米決済大手Block参入で進むビットコイン決済実用化

ビットコイン決済を巡る新たな動きも見られています。

決済サービスを展開しているSquare(スクエア)は2025年11月に、ライトニングネットワーク経由のBTC決済を自社のSquare端末で受け付け始めたと発表しました。

同社の発表によると、2026年中に世界約400万店の加盟店でBTC決済が可能になる見通しで、加盟店側は受け取ったBTCを自動で法定通貨に換金できるとしています。

決済インフラ大手が仮想通貨対応を進めることで、ビットコインの実用性は旅行業界以外の小売やサービス分野にも広がっていくと期待されています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=157.14 円)

>>最新の仮想通貨ニュースはこちら

Source:CoinCentral報道
サムネイル:AIによる生成画像

  • URLをコピーしました!

Written by

BITTIMES 編集長のアバター BITTIMES 編集長 仮想通貨ライター

2016年から仮想通貨に関するニュース記事の執筆を開始し、現在に至るまで様々なWeb3関連の記事を執筆。
これまでにビットコイン、イーサリアム、DeFi、NFTなど、数百本以上の記事を執筆し、国内外の仮想通貨ニュースの動向を追い続けている。

仮想通貨ニュース|新着

仮想通貨入門 - 基礎知識

市場分析・価格予想

目次