この記事の要点
- CryptoQuant分析、BTC史上5度目の強気転換を確認
- BTC現物ETFに3日で約3,270億円の純流入
BTC強気転換シグナル、史上5回目が点灯
CryptoQuantのアナリストであるダークフォスト氏は2026年9月24日、自身のX(旧Twitter)で、ビットコイン(BTC)の市場の勢いが強気へ転じたことを示すシグナルが確認されたとの分析を公表しました。
同氏によると、このシグナルが確認されたのは今回で史上5回目で、2012年・2015年・2019年・2023年に発生した過去4回はいずれも、その後のビットコインの上昇局面に先行しています。
今回のシグナルは同氏が独自に用いるコスト基準モデルにもとづくもので、過去の発生実績から現在の動きにも一定の信頼性があるとみています。
ダークフォスト氏は7月11日の時点で弱気相場の終了が近いことを示す別のシグナルを報告しており、今回はその後の勢いの転換を確認するシグナルと位置づけています。
✅ Bull Market Confirmed.
— Darkfost (@Darkfost_Coc) September 24, 2026
After sharing with you that the end of the bear market was approaching with a signal given on July 11th, we now have the confirmation signal that the momentum has indeed shifted.
This is the 5th occurrence, which gives a bit more credibility to the… pic.twitter.com/wuwdUsAW5J
7月11日に「弱気相場の終わりが近づいている」と判断できるシグナルを紹介しましたが、今回は相場の勢いが実際に強気方向へ転換したことを示す確認シグナルが点灯しました。
今回で5回目となるシグナルであり、ビットコイン市場で形成されつつあるこの動きを見るうえで、一定の信頼性を持たせる材料になると考えています。ただし、当然ながら誤判定の可能性はあるため、その点は常に考慮する必要があります。(後略)
クリプトクアントCEOが強気に転換
強気シグナルの根拠、供給構造とETF需要
「アクティブLTH」コスト基準で強気判定
ダークフォスト氏によると、今回の強気シグナルは短期保有者(STH)のコスト基準が、長期保有者のうち実際に動いている「アクティブLTH」のコスト基準を上回ったことで確認されました。
同氏はアクティブLTHについて、過去7年間に少なくとも一度は移動したビットコインと定義し、長期間動いていない休眠供給を算出対象から除外しています。
その理由として、動かないBTCまで含めるとLTHのコスト基準が実際の市場参加者の状況を反映しにくくなるため、休眠分を外すことで指標をより実態に沿ったものにできると説明しています。
ただし、7年という区切りについては「恣意的な選択であり、完璧ではない」とも述べ、モデルに一定の限界があることも認めています。
10年以上不動のBTCが350万枚超に
こうした休眠供給を区別する必要性に関連して、ダークフォスト氏は「10年以上にわたって一度も動いていないビットコインが350万BTCを超えている」と指摘しています。
同氏によると、この長期休眠分は現在も減少しておらず、月平均で約8,000〜3万BTCのペースで増え続けています。
2019年以降、この増加ペースがマイナスに転じたのは1度だけで、その際も古いマイナーが約10万BTCを移動させたことによる一時的な動きだったと振り返っています。
BTC現物ETFに3日で約3,270億円流入
そのうえでダークフォスト氏は、今回の強気転換を支える要因の一つとして、ETFを通じた資金流入にも言及しています。
Farside Investorsのデータによると、米国のビットコイン現物ETFには9月21日から23日にかけて、合計約20億6,000万ドル(約3,270億円)の純流入が集まりました。
内訳は9月21日が9億9,900万ドル(約1,590億円)、22日が7億1,470万ドル(約1,140億円)、23日が3億4,690万ドル(約550億円)で、3営業日連続の純流入となっています。
なかでも21日の約10億ドルは同データで2026年最大の日次純流入額となり、同氏が強気転換の要因として挙げたETFへの資金流入が短期間で大きく膨らんでいます。
「教科書通りの強気フラッグ」
BTC回復と強気シグナル、今後の焦点は持続性
ビットコインは第3四半期に入って価格を切り返し、9月21日には一時8万6,500ドルを突破して、今年1月以来の高値を回復しました。
同じ時期には米国のビットコイン現物ETFにも3日連続で資金が流入しており、ダークフォスト氏はこうしたETFへの資金流入を強気転換を支える要因の一つに挙げています。
一方で同氏は「常に誤差の余地はある」として慎重な見方も示しており、シグナルが無効化された場合には改めて情報を共有するとしています。
足元では価格が回復し、ETFへの資金流入も続いており、今回点灯した強気シグナルがこの先も維持されるのか、今後のビットコイン相場の推移が注目されます。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=158.76 円)
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Source:ダークフォスト氏X投稿
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