
仮想通貨取引所「Gemini」イギリス市場進出か?サービス拡大に向け世界各国を調査
Winklevoss(ウィンクルボス)兄弟が運営する仮想通貨取引所Gemini(ジェミニ)が、イギリスへの事業拡大を計画していると報じられています。米ドル(USD)に価値が裏付けられたステーブルコイン「ジェミニドル(Gemini dollar/GUSD)」の発表などで世間を賑わせる彼らの取り組みに注目が集まっています。
こちらから読む:仮想通貨業界で話題を呼ぶ「ウィンクルボス兄弟」とは?
イギリスへの事業拡大に向け専門家を雇用
アメリカ・ニューヨークを拠点とする仮想通貨取引所Gemini(ジェミニ)は、イギリス市場への進出を計画していると伝えられています。
Financial Timesの報道によると、Geminiの関係者はGeminiはイギリスにおける仮想通貨取引やカストディサービスの提供に詳しい専門家を雇用したことを明かしたとのことで、近い将来にはイギリスの規制当局に「仮想通貨取引所を開設するための許可申請」を行う可能性があると伝えられています。
イギリスは、登録されている仮想通貨取引所の数が最も多い国でもあり、仮想通貨関連の規制に関しても慎重かつ適切に取り組んでいます。同国にはすでに「Coinbase(コインベース)」や「Huobi(フォビ)」などの大手仮想通貨取引所も進出しているため、Geminiはこれらの取引所と競争することになります。
規制に準拠した世界的取引所へ
Geminiは今月、米ドルの価格と連動して価値が変動する安定仮想通貨「ジェミニドル(Gemini dollar/GUSD)」を発行することも発表しており、今月5月には世界で初めてジーキャッシュ(Zcash/ZEC) の取引サービスを提供する許可を受けています。
独自のサービスを提供することによって現在も大きな注目を集めているGeminiは「Financial Times」に当てた声明の中で、世界中の国や地域で法律に準拠した上で仮想通貨関連サービスを提供していくことを目指していることを語っています。
Geminiは、デジタル資産コミュニティ全体の成長とインフラの整備を可能にする、最高の仮想通貨取引と保管サービスを提供するために世界各地の法治区域を調査しています。
当面の計画はありませんが、私たちは常に世界経済の中で規制に準拠した安全な方法でデジタル資産の売買や保管が行えるように取り組んでいます。
Coinbeseはすでに日本市場に参入する計画を明らかにしていますが、このような流れを見るとGeminiに関しても日本の市場への参入を発表する可能性もあると考えられます。

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