【重要】Huobi(フォビ):日本居住者向けの「仮想通貨取引サービス」終了へ
仮想通貨取引所Huobi(フォビ)は、2018年12月31日をもって日本居住者向けの暗号通貨取引サービスを終了することを発表しました。2019年1月1日からは「外部ウォレットへの出金のみ」しか行うことができなくなるため、「HTトークン」などを保有しているユーザーはビットコイン(Bitcoin/BTC)などに交換しておく必要があります。
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仮想通貨取引所Huobi(フォビ)は、今年6月に告知されていた通り「日本居住者」向けの仮想通貨取引サービスを2018年12月31日で終了することを発表しました。この決定は日本の「資産決済法」上の規制に基づいたものであり、各国の規制に準拠した上で健全なサービスを提供すること掲げているHuobiの姿勢を反映するものでもあります。
サービス終了までの流れとしては、2018年11月26日に「入金」が停止されることとなっており、仮想通貨の注文・取引は2018年12月31日で終了し、その後は「外部ウォレットへの仮想通貨の出金のみ」が提供されることになっています。
仮想通貨の出金自体は、2019年からでも行うことができるため、資産移動のタイミングはユーザー自身の判断に委ねられていますが、Huobiでしか取引することができない仮想通貨や外部に別のウォレットを持っていない仮想通貨に関しては、ビットコインなどのような日本の取引所でも交換することができる仮想通貨に変換しておく必要があるため、年末までには確実に確認しておくようにしましょう。
万が一、期間内に日本の仮想通貨取引所で取り扱われていない仮想通貨をビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に交換することができなかった場合には「Huobiのカスタマーセンター」に連絡することで個別にBTCまたはETHへの交換対応を行うと説明されています。
今回発表された取引終了に関するスケジュールの要約は以下の通りです。
・Huobi Globalへの入金停止:2018年11月26日
・Huobi Globalでの注文・取引停止:2018年12月31日
※2019年1月1日からは外部ウォレットへの出金のみが利用可能
Huobiは、今年9月に日本の仮想通貨取引所BitTrade(ビットトレード)の株式の75%を実質的に取得し、経営権を獲得しています。これに伴いビットトレードは現在の取引システムを終了して、来年からは「Huobi」の取引システムを用いたサービスを新たに開始することを発表しています。Huobi自体の取引プラットフォームでは取引できなくなくなるものの、今後はBitTradeを通じてHuobiのサービスに近い仮想通貨取引サービスが提供されていくことになると考えられます。