
流出したNEM、海外のICOや取引所で使用される
by BITTIMES
仮想通貨取引所コインチェック(coincheck)から 580億円相当のネム(NEM/XEM)が流出した問題で、 流出先の口座から他のコインに交換した可能性があることが 2月 2日に分かりました。
奪ったネムの内、約 2,000XEM(約 22万円)をフィリピンの IT 企業が行った ICO に応募した形跡が見つかったほか、チェコの仮想通貨両替サービスにも、約 1,200XEM(約12万円)が送金されたようです。NEMを他の通貨に換える方法を模索しているとみられます。
NEM.io財団の関係者によると、他の盗難されたコインも米国のPoloniex(ポロニエックス)やニュージーランドのCryptoPia(クリプトピア)などの取引所に送られているとのことです。
財団は先手を打っており、関連するいくつかの取引所に対して「特定のアカウントから NEM が送金されてきた場合は、そのアカウントを凍結するように」申請しているそうなので、ハッカーもそう簡単には送金出来ない状況にはあるそうですが、このまま複数の口座にネムが分散されてしまうと、ネット上での監視や管理は非常に難しくなってくるだろうと言われています。
また、新たな情報としてフィリピンの ICO 案件以外にも、ロイヤルコインへの換金も特定されたそうです。

事件解決までには、もう少し時間がかかりそうです。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース

ロシアの暗号資産取引所で「大規模ハッキング被害」制御不能でサイトもアクセス不可に

DMM Bitcoin:MONA・XLM取扱い記念「1万円プレゼントキャンペーン」開催へ

BINANCE:板取引サービスで「南アフリカランド」をサポート

イギリスの仮想通貨取引所「Vertpig」リップル(XRP)など5銘柄取り扱いへ

BINANCE:ナイジェリアの法定通貨「ナイラ(NGN)」をサポート

ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2020年11月29日〜12月5日
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧
仮想通貨まとめ一覧

暗号資産「ポルカドット(Polkadot/DOT)」とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

暗号資産「ステラ(Stellar/XLM)」とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

ステーブルコインとは?「種類・特徴・違い」などを初心者向けにわかりやすく解説

日本国内取引所「XRP関連サービス一時停止」に関する発表まとめ【随時更新】

暗号資産「テザー(Tether/USDT)」とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説
