Opel・BMWの正規販売代理店が「ビットコイン決済」導入:ルーマニア
ルーマニアで「Opel(オペル)」や「BMW(ビーエムダブリュー)」の自動車を販売している「West Oradea Group」が、ビットコイン(Bitcoin/BTC)による支払いを受け入れ始めたことが地元の仮想通貨メディアである「Goana Dupa Bitcoin」の報道で明らかになりました。
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ビットコインで「Opel・BMW」が購入可能に
Opel(オペル)やBMW(ビーエムダブリュー)の正規販売代理店である「West Oradea Group」は、ヨーロッパ最大の自動車ディーラーの一つであると報じられています。
「West Oradea Group」のSzekely Adam氏は、同社が顧客からの要望に応えるためにビットコイン決済を受け入れ始めたということを説明しています。
「West Oradea Group」は、ビットコイン決済を導入するために同国の決済サービスプロバイダーである「Netopia(ネトピア)」と協力しています。「Netopia」は、モバイル決済アプリ「MobilPay」を展開しているほか、通貨を保管するための「mobilPay Wallet」や「ビットコイン決済サービス」を展開しています。
ルーマニアで高まるビットコイン需要
Szekely Adam氏は、2015年から仮想通貨の存在を認識しており、これまでの動向を見守ってきたと語っており、ビットコイン決済の利便性を賞賛するコメントを述べています。
私たちは2015年にビットコインとブロックチェーンのことを知りました。私はこの新しいエコシステムが生み出したシンプルさと信頼に賞賛を送ります。
Adam氏は、ビットコイン決済を採用することによって従来の方法よりもはるかに簡単に支払いを行うことができるようになると説明しており、支払いプロセスをより簡単にするための幅広い選択肢を採用していることを語っています。
また同氏は"ルーマニアでビットコインの人気が高まっていること"も強調しており「ビットコイン決済のオプションは顧客からの要望を満たすために追加された」と説明しています。
報道によると、ルーマニアには現在何百ものビットコインATMやマイニング施設があるとされており、仮想通貨決済を受け入れる店舗を増えてきていると伝えられています。
今年の4月には同国の中央銀行にあたる「ルーマニア国立銀行」の職員が『仮想通貨は通貨である必要性がなく、中央銀行が発行する通貨の代わりにはならない』と発言していますが、国内では仮想通貨決済が普及してきているようです。
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