クレカ利用で「仮想通貨」がもらえる|シンクロライフと三菱UFJニコスが実証実験開始
飲食店などでの食事を通じて仮想通貨を貯めることができるトークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ(SynchroLife)」を運営している株式会社GINKAN(ギンカン)は、三菱UFJニコス株式会社と協力して"クレジットカード利用金額の一部を仮想通貨で還元する実証実験"を2019年7月25日に開始したことを発表しました。
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仮想通貨SYCで「利用金額の一部」を還元
「株式会社GINKAN(ギンカン)」と「三菱UFJニコス株式会社」が行う実証実験は、三菱UFJニコスの社員が同社に加盟する飲食店で実験を行うものであり、クレジットカードの利用明細データに基づいて仮想通貨を還元するサービスは"日本初"だと説明されています。
シンクロライフは、今月1日から「食事をするだけで仮想通貨が貯まるサービス」の提供を開始しており、シンクロライフ加盟店で食事した際の会計時にQRコードをスキャンすることによって、会計金額の1〜5%相当の「シンクロコイン(SynchroCoin/SYC)」を受け取ることができる仕組みを提供しています。
今回の実証実験は、仮想通貨を付与するまでの流れをシンプルにしてユーザーと飲食店の利便性を向上させるものであり、ユーザーが代金をクレジットカードで支払うと、クレジットカードの利用明細データに基づいて利用金額の一部を「SYC」で還元するものとなっています。
これによって、ユーザーも飲食店もQRコードの読み取りを行う手間を省くことができ、これまで別々に行っていた飲食代金の支払いと、来店・支払い金額の承認が同時にできるようになるとされています。
GINKAN(ギンカン)が提供しているシンクロライフ(SynchroLife)は、現在155カ国で展開されており、掲載されている店舗の数は10万店舗以上にのぼるとされています。今回の実証実験が成功すれば、サービスの利便性をさらに高めることができ、対応店舗を今以上に拡大していくことになると期待されます。